ホーチミン市ロックダウン強化版ở đâu ở yên đó(Stay where you are)初日

とうとうホーチミン市ロックダウンの強化版ai ở đâu ở yên đóが今日から始まりました。これまで買い物券に記載されていた日時に限ってスーパーに行くことができましたが、今日からはそれもできなくなります。

うちのローカルアパートも昨日まではバタバタとバイクで移動している人がいましたが、今日は朝から全く人通りもなく、ひっそりと静まりかえっています。

実施期間

実施期間は8月23日から9月6日までとなっております。
ベトナム政府は9月15日をめどに収束させることを目標としていますが、果たして今回の強力な措置が功を奏するのかどうかが関心があります。

減らない感染者数

ロックダウン解除のためには感染者数の減少が必須であり、ここ数週間高止まり状態になっている感染者数がこの2週間の措置で減少に転ずるかどうかが鍵となります。
今回のデルタ株は感染力が強いことで知られています。またホーチミン市内は大家族で住んでいる家庭が多く、ローカルのヘムではいまだに路上を歩き回っている人もいるため、一人感染者が出てしまうと一気に広まってしまいます。これらの要因が複雑に絡み合って感染者数がなかなか減らないのではないかと推定されます。

ゾーン分けに関係なく外出禁止

グリーン地帯やイエロー地帯は週に1回の買い物外出が認められるとのことでしたが、直前に撤回され、ゾーンの色に関わらず外出禁止になってしまいました。私の住んでいる1区はもともとレッドゾーンに分けれられていましたが、この先2週間はゾーンの色は関係なくなりました。

軍隊が食料を購入?

2週間、食料を購入するためにスーパーやコンビニに行くことはできず、代わりに、軍隊?または地域の自治会?が購買を代行するとのことです。また貧困家庭には米や砂糖などの主要食品を配給するとのことです。

これはローカルアパートに一人住まいの身としては結構ハードルが高い措置で、このエリアでは全く英語も通じませんし、果たしてどこの誰と話をすれば食料調達ができるのかは全く不明です。

1週間くらいは生鮮食品は在庫がありますが、長期化した場合に食料を調達することができるのか否か、現時点では全く不明です。

自分の身は自分で守るしかないので、長期戦に備えて工夫をしながら食事をとっていくしかないというのが現状です。とりあえず米は追加購入したので、ヘタをすると毎日塩むすびの日が続く可能性があります。

水は煮沸するしかなさそう

水は私は浄水器を取り付けたので問題ありませんが、この2週間はボトル水がなくなってしまえば煮沸した水を飲むしかなさそうです。ホーチミン市の浄水処理能力は高く、日本と変わらないレベルですが、配管・配水が貧弱なため各家庭の水はクリーンではありません。しかし、実は私は結構長い期間、煮沸をした水を飲んでいましたが、これまで特にお腹を壊したり、健康被害になったことはありません。2週間の短期であれば煮沸水も仕方ないかと思います。

まとめ:感染者数抑制を待つしかない

ロックダウンの強化版を前に色々と情報収集もし、準備も進めてきたつもりでしたが、直前になってコロコロと情報が変わったり、明確な情報がなかったり、いかにもベトナムらしい状況です。またこの件に関して領事館からの正式なアナウンスも確認できていません。

確定的な情報がないと不安でオロオロするよりも、ここは腹を決めて目の前の状況に対応するしかないのが現状です。おそらく、近くのベトナム人に聞いても人により言うことが違うでしょうから、聞くだけ無駄です。

この2週間の強力なロックダウンを通じて感染者数が抑制されることを望むばかりです。いますぐ以前と同じ状態に戻ることは期待していませんが、少なくとも買い物やデリバリーが利用できる状態に早期に戻ってくれることを望むばかりです。

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