お正月3日、本日もカルロス・クライバーのニュー・イヤー・コンサートからのこうもり序曲です。
もともと歌劇団の指揮者としてキャリアをスタートさせたクライバーですから、オペラの序曲はお手の物。なかでも「こうもり」は十八番です。
このスピード感、緩急の差、もう一歩前へ進んだ音、メランコリーなパートでも感情に流されずしっかりとコントロールする技!
何度聴いても鳥肌が立ちます。
そしてこちらは1970年若き日のリハーサル風景の様子。こちらもDVDを持っていました。良い男です。天は二物を与えます。
この映像を見ると、カルロス・クライバーがどのようにしてこの音楽を作り上げていったのかプロセスがよく分かります。