ガッシュと透明水彩絵具を比較してみた

先日、Lazadaで入手したガッシュ(不透明水彩絵具)を数日間使ってみて、これまで使っていた透明水彩絵具と比較してみました。

透明水彩と不透明水彩の違い

透明水彩絵具はいわばセロファン紙のようなものです。色を塗っても100%の塗りではなく透けて見えている状態なので、透明水彩を塗り重ねることで色が重なっていきます。

一方、不透明水彩は文字通り不透明なので、いわば、折り紙。塗り重ねていくと下の色は覆い隠されてしまいます。

実際に描いてみた

絵日記帳の透明水彩のページと不透明水彩のページを比較してみました

透明水彩は下の色が透けており、複数回塗り重ねることで色を表現しています。
また全体にくすんだトーンとなります。

一方、不透明水彩は顔料が強いというか、発色が鮮やかで、赤や青の表現がとても派手です。

不透明水彩の絵はどちらかといえば漫画っぽく、透明水彩の方が大人っぽい感じがしますが、個人的には今は不透明水彩の発色が気に入っています。

扱いは水彩の方が簡単?

HIMIのガッシュは1色30mlのパッケージに入っており、24色だと1kg以上あるので、気軽に持ち歩けるサイズ・重量ではありません。
一方、透明水彩のハーフパンは私は17色を装備していますが、とても軽くてどこにでも持ち歩けるサイズです。
ガッシュをハーフパンに移せば良いので、いずれハーフパンで不透明水彩のパレットを作ろうと思っています。

まとめ

透明水彩か不透明水彩かどちらが良いかと聞かれれば、私はお互いに良い点があると思います。絵の具としての扱いは透明水彩の方が簡単ですが、イラスト風の鮮やかな絵が描きたいのであれば不透明水彩が良いと思います。自分の描きたい絵のイメージ合わせて選んでいけば良いと思います。

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