ベトナム政治局員と習近平が会談。両国が「政治的信頼関係を強化」することで合意>Vietnam, China pledge to cement political trust

情報源: Vietnam, China pledge to cement political trust

ベトナム共産党幹部で政治局員のDinh The Huynhは中国を訪問し、習近平主席と会談した。

Hanoi and Beijing should continue their efforts to preserve peace and stability in the East Vietnam Sea, and avoid all actions that intensify the current situation, according to Huynh.

ハノイと北京は東ベトナム海(南シナ海)の平和と安定を確保するために努力を続けるべきであり、現状を変更するような行き過ぎた行動は慎むべきであるとHuynhは述べた。

習近平国家主席がベトナムのいち政治局員と会談することは異例です。この直前、習近平はフィリピンのドゥテルテ大統領と会談をし、南シナ海問題は「当面棚上げをして経済問題を優先」するということで合意しました。

また本日カムラン湾に「中国の艦船3隻が入港」しています。

中国とフィリピン、ベトナムの関係は急速に縮まっており、南シナ海における米国および日本の影響力は低下しています。このまま進展していけば当面南シナ海における中国の影響力はさらに拡大していくものと予想されます。

ポイントは中国がフィリピンのスカボロー礁を押さえることが出来るかどうかです。もしスカボロー礁に3000メートル級の滑走路ができれば、南シナ海全域が中国の制海権、制空権の下に入ることになります。

日本の貿易にも大きな影響があることは間違いありません。

 

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