富士フイルム「スマホdeチェキ」とポラロイドZipを購入比較してみた

 

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先日2年近く前に購入したまま開封をしていなかったチェキプリンター「スマホdeチェキ」を見つけたのですが、最近、ポラロイドのモバイルプリンターZipも手に入れたので比較してみます。

スマホdeチェキ

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富士フイルムが販売するチェキの中でプリント機能だけを独立させたもので、スマホとはwifiで接続します。専用アプリから出力をするとすぐにフィルムが出力されますが、フィルム上に画像が表示されるには数分間待たなければなりません。

ポラロイドZip

5178012_sa一方、ポラロイドzipはZINK Paper(Zero Ink Paper)という専用感熱紙を使ったもので出力スピードは数十秒かかりますが、最初から印刷された状態で出力されます。サイゴンのカメラショップで1,850,000VND(約9,000円)とかなり安かったので思い切って購入しました。

用紙の比較

チェキの用紙は昔のポラロイドと同じようなフィルムです。かなりの厚みがあるのでノートなどへの貼り込みにはあまり適しません。一方Zinkペーパーは名刺程度の光沢紙で、背面はシールになっているのでノートや手帳への貼り込みに適しています。

ランニングコストはいずれも日本円に換算して1枚70円程度。デジタルカメラ時代ですが気楽にバンバン出力できる価格ではありません。70円(15万ドン)あればベトナムでは安いタバコ1箱が買えてしまいます。

出力結果の比較

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全体的にチェキはボケた感じ、Zinkはシャープな感じで出力されます。色味もチェキはパステルな優しい感じですが、Zinkはコントラストが強く色も濃く出ます。好みが分かれるところだと思いますが、私は観賞用はチェキ、情報用はZinkペーパーかなと思います。用途としてはZinkで出力したものはシールを剥がして手帳やノートに貼りこんで使う、チェキはそのまま壁に貼ったり、アルバムに整理したりする使い方かなと思います。

まとめ

気軽に写真を撮ることができる時代だからこそ、プリントは新鮮な楽しみです。ポートレートを撮った時もデータでシェアするよりもプリントを差し上げた方が喜んでもらえるように思います。

プリンタのサイズはZipの方がチェキよりもふた回り以上小さいので、普段はカバンにZipを、チェキは自宅の卓上という使い分けになるかと思います。

 

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