無印良品のB6サイズナイロンメッシュケースを使ったミニマルなスケッチセット

最近、Saigonの古いストアフロントに興味を持って、時間がある時に見つけたらスケッチをするようにしています。何気なく街を散歩したときに、すぐにスケッチできるように、いつでも持ち歩けるミニマルなスケッチセットを組んでいます。

ケース

ケースは無印良品のB6サイズナイロンメッシュケースです。17x10cmといつでも持ち歩けるコンパクトなサイズが気に入っています。コンパクトなPeak Designのフィールドポーチにさえ余裕で入ってくれます。

絵具・絵具入れ

絵具入れはブリキ缶を加工して自作しました。ハーフパンで15色が入っています。このケースは本来、絵具用ではないので、一部の絵具を縦横逆に無理矢理押し込んでいますが、さほど気にはしていません。そのままでは中味が蓋を開けたときに落ちることがあるので、裏面をコクヨのひっつき虫で軽く留めています。

9x6x1センチで、手のひらにすっぽりと収まるサイズが気にいっています。残念ながら、絵の具を混ぜるパレットは確保できないので、必要な色だけふたの部分で混色をしています。

絵具はWindsorやホルベインなど結構適当に組み合わせています。

ペン類

鉛筆はファーバーカステルのパーフェクトペンシル。鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、キャップがこの1本に収まっているのがお気に入りです。鉛筆も使い古したものを使っているので、手のひらに収まる短さです。

水彩ペンはPIGMAのMICRON 0.3mmです。この太さであれば、イラストにも文字書きにも使用できるので重宝しています。

絵筆は今のところ水筆の細字を使っています。

その他

その他に消しゴムと折りたたんだキッチンペーパーを持ち歩いています。いろいろ試行錯誤して見て、スケッチをするのに最低限必要なものだけを、厳選しました。

スケッチブックは、モレスキンのアートを使っていますが、ベトナムでは入手しづらいので、見つけたらすぐに買うようにしています。

こちらのスケッチは5区の有名なコロニアル建築の商店街です。このように風情のある建物も、ホーチミン市ではどんどん取り壊されてしまったり、リノベーションされれしまい、いつまで見ることができるのか分からない状況です。特に今年はコロナの影響もあって街が荒れているような気がします。

私は、写真を撮るのも好きですが、最近は時間があればさっとスケッチをするようにしています。スケッチの方がより細かな建物のディテールや街の雰囲気を強く記憶に残すことができますし、いずれは消えてなくなるものを何らかの形に残しておきたいという気持ちもあります。

このスケッチセットであれば、いつでも重さを気にせずに持ち歩いて、すぐに取り出して描くことができるのでとても気に入っています。



関連記事

Leave a Reply

最近の投稿