GOOGLETRANSLATE関数を使用すると翻訳対比表の作成が一発でできる!

ベトナムで仕事をしていると、毎日のように日本語から英語やベトナム語への翻訳が必要になります。わが社ではWEBサイト作成を業務としているので、ホームページの日本語を英語やベトナム語に翻訳することは日常業務となっています。

Googleスプレッドシートの関数を使うと、多言語間の翻訳対比表を簡単に一発作成することができます。

GOOGLETRANSLATE関数

Googleスプレッドシート上で使用する関数は

=GOOGLETRANSLATE(セル名,“元の言語”,“翻訳する言語”)

だけです。例えば

=GOOGLETRANSLATE(A2,“ja”,“en”)

とすると、A2セルに記載された日本語(ja)のテキストを英語(en)に翻訳できます。

これまで一つ一つGoogle翻訳を開いて翻訳をしなければなりませんでしたが、スプレッドシート上であれば関数をコピーペーストするだけで一発で翻訳が可能です。

言語コード

jaや enといった言語コードの一例を掲載しておきます。

日本語ja英語en
中国語zh韓国語ko
ベトナム語viドイツ語de
フランス語frスペイン語es

ちなみに似たようなコード表で国コードがあります。日本の場合は国コードがjp、言語コードがjaとなるので、GOOGLETRANSLATE関数に国コードを使用しないように気をつけてください。

ベトナム語翻訳への精度

日本語から英語へのGoogle翻訳の精度は飛躍的に高くなりましたが、日本語からベトナム語への直接翻訳は英語に比べて精度が低いままです。この問題を回避するために、日本語→英語→ベトナム語と言うように、ベトナム語翻訳の元言語を英語にすることである程度解消できます。

GOOGLETRANSLATE関数は、計算結果を元言語にすることも可能です。

例えば日本語の「商品」を直接ベトナム語に翻訳すると「hàng hóa」と翻訳されていますが、英語の「Product」を翻訳した「sản phẩm」の方がしっくりくる翻訳になっています。

フレーズの翻訳

GOOGLETRANSLATE関数は単語だけでなくフレーズも翻訳が可能です。

Google翻訳の精度をさらに上げるコツ

流暢な日本語で書かれた文章は、主語や代名詞を省いたり、簡潔な言い回しをされたりしますが、Google翻訳をかけるには、主語や代名詞を省かないほうが良いようです。特に英語ではyouやweなどを「世間では・・・」とか「一般的には・・・」の意味で使用する場合があります。英語への翻訳精度を高めるには、あえて日本語を翻訳されやすい日本語に書き換えてやるとうまくいくことがあります。

まとめ

わが社では全員2言語以上を理解しますが、日本語・英語・ベトナム語を全てネイティブレベルで理解できるスタッフはおりません。どうしてもGoogle翻訳のお世話になることが多いのですが、GOOGLETRANSATE関数を使用すると翻訳作業が飛躍的に向上します。

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