2018年社長室のマルチモニター化が完成

今週はスタートダッシュから忙しくて、すでに元旦も遠い過去になってしまったように思う日々ですが、前々から計画していた社長室のマルチモニタ化が完了しました。

中央はMacbook Proをつないだメインモニターです。これまではこのモニタを見ながら作業をしていたのですが、クラウドアプリの使用が多くなってタブを切り替えて作業するのも面倒なので、思い切ってマルチモニタ化をしました。

左上のモニタはAsanaの画面です。担当者毎に今日が期限の作業が一覧表示されていて、朝から昼、夕方へと時間が進むにつれてタスクが消化されていきます。右側はAsanaのInbox画面で、スタッフからの報告や作業完了報告が次々と表示されます。

中央のモニタには会計システムと資金繰が表示されています。左側は会計ソフトのXeroで今週、来週、将来の入出金予定と実績、銀行残高、過去の取引実績がグラフで表示されます。中央右側はXeroと連動して作動しているFloatというアプリで、Xeroに入力した会計情報をもとに資金繰計画が表示されます。Floatの良い点は現在の資金繰りをベースに複数の資金シナリオを作成できることで、ベストの場合、普通の場合、危機的な場合など、ケースバイケースによって将来の手持ち資金量を予測できます。

右側のモニタには主にWEB関連の情報が表示されています。Google Analyticsの情報と、現在コンテンツマネジメントを行なっている複数サイトのキーワードランキングを表示しています。先日、ライター別のPost数とPV数を複数サイトを対象に集計するシステムを作ったので、どのライターが一番実績をあげているのかも一目でわかるようになりました。

このような画面表示をKPI(Key Performance indicator)と呼びますが、毎朝のモーニングミーティングや、スタッフを個別に呼んで打ち合わせをするときは画面を一緒に見ながら打ち合わせを行なっています。

さらにモニタの横には緑、赤、黄の手作りの旗を立てていて、緑の場合は安全運転中、赤の場合はトラブル発生、黄色は危険信号を表示しています。本当はトラブル発生時は天井に赤色回転灯をつけようかとも思っていたのですが、やりすぎだという意見が多くて諦めました。

なおこれらのマルチモニタで使用しているのはVivaldiです。Vivaldiの良い点はChrome互換のブラウザなのでほぼ全てのクラウドシステムが正常に動作すること、Chormeの拡張機能が利用できることです。しかし何と言っても1画面を複数サイトでタイル表示できるのが良くて、このようなKPIボードには最適です。

ひと昔前であればこのようなKPIシステムを実現するには、数百万・数千万の投資が可能な一部大手企業に限られていましたが、今では月々数百ドルのクラウドアプリ契約だけで最新システムが構築できます。モニタも使わずに破棄するかどうか迷っていたDellの再利用なのでお金はかかっていません。

良い時代になったものだと思います。

 

 

関連記事

Leave a Reply

最近の投稿