【WordPress】WEBアプリを開発するために手放せないプラグイン

October 20, 2021

WordPressをベースにWEBサイトを開発する際、単純な情報発信サイトではなく、コンテンツを動的にハンドルするサイトを構築するためには、以前はコード（PHP）を書く必要がありました。しかし次に紹介するプラグインを使うことでノーコードで動的サイトを構築することが可能となりました。まさにゲームチェンジャーです。

いくつかある様々なプラグインの中から、普段よく使っているものをご紹介します。

Custom Post type UI

https://ja.wordpress.org/plugins/custom-post-type-ui/

WordPressには投稿とページという2種類のコンテンツ登録が可能ですが、自分独自の投稿タイプをハンドリングするために必要なプラグインです。例えば、不動産の物件、人材紹介の案件、中古車のディーラーなどが相当します。

Advanced Custom Fields

https://ja.wordpress.org/plugins/advanced-custom-fields/

独自の投稿タイプを取り扱うには独自のフィールドタイプを作らなければなりません。不動産サイトで言えば、物件タイプ、広さ、賃料、付帯設備などがそれにあたります。フィールドタイプはシンプルなテキストのほか、プルダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスなどがあります。それらを設定するためのプラグインです。

Elementor

https://ja.wordpress.org/plugins/elementor/

Elementorはページビルダーですが、単にWYSWYGでサイトデザインをするだけではありません。最も重要なのはテキストやイメージなどのフィールドに動的なコンテンツを表示させることができる機能で、これにより動的なサイトの構築がより容易になります。また現在ではそのシェアの高さからElementorをプラットフォームとするプラグインが数多く開発されています。

Dynamic Content Pro for Elementor

https://www.dynamic.ooo/

WEB上で動的コンテンツをハンドリングするためには検索、ソート、フィルタリング、変数表示など様々な機能が必要となってきます。Dynamic Content Pro for Elementorはこれら動的データのハンドリングをElementor上で実現するためのプラグインです。現在、WordPress上で最もホットなプラグインの一つでまさにゲームチェンジャーです。

ACF Frontend

https://wordpress.org/plugins/acf-frontend-form-element/
ACFでカスタムフィールドを定義したら、フィールドへ情報を入力するためのフォームや、入力したカスタムフィールドの情報をWEB上に表示させることが必要です。また場合によっては、いったん登録した情報をフロントエンドからユーザーが編集することも必要でしょう。例えば、住所や電話番号などです。これらをフロントエンドで可能にするためのプラグインです。

Advanced Post Queries

https://wordpress.org/plugins/advanced-post-queries/

Elementor上で作成した動的コンテンツの検索機能を高めるためのプラグインです。例えば、ユーザーが投稿したブログ一覧をそのユーザーだけに表示させる（author=current user）や、イベントサイトなどで将来の投稿を表示させる（post status = scheduled）などが可能になります。