Instagram filter used: Clarendon
目次
投稿のワークフロー
もしあなたがセルフホスティングのWordPressサイトを持っていてInstagramのユーザーであるなら、Instagramの投稿をWordPressの投稿(Post)として使えれば良いのにと考えるかも知れません。
Wordressの投稿をInstagramに自動投稿させることは現時点では困難(不可能ではない)なのですが、逆は比較的簡単に実現できます。Instagramに投稿した画像をWordPressのアイキャッチ画像として登録し、さらにInstagramへ記入したコメントをWordPressのタイトルにするという方法です。
InstagramからWordPressに自動投稿する3つの方法
今のところ、Instagramの投稿をWordPressの投稿として変換するには3つの方法を見つけました。ただ調査不足で他にも方法があるかも知れませんので、その場合は教えていただければ幸いです。
Ifttt経由で連動させる
今のところこの方法が最も簡単です。IFTTTにログインし、InstagramとWordPressを連動させます。Instagram WordPressとキーワード検索すればいくつもの連動レシピが見つかるのでどれか一つをマイレシピとして加えれば良いでしょう。ただし致命的なのはInstagramの画像をWordPressのアイキャッチ画像として登録することができない点です。せっかくのInstagram画像がブログに連動しないのであればあまり使用メリットはありません。
Intagrate Liteプラグインを使用する
こちらは比較的ポピュラーなinstagramとWordPressを連動させるプラグインです。プラグインを導入するとInstagramのAPIと連携を求められます。InstagramのログインIDとパスワードさえあれば連動できるので連携は比較的簡単でしょう。
残念ながら私の環境(サーバーはheteml)ではアプリ連携まではうまくいくものの、Instagramに投稿を行なっても新たなWordPressの投稿は生成されませんでした。解説には
This plugin requires the cURL PHP extension to be installed.
cURL PHP extensionがインストールされている必要がありますということですので、もしかしたら私のサーバー環境にはインストールされていないのかも知れません。ここは要勉強です。
DsgnWrks Instagram Importerプラグインを使用する
結局この方法に落ち着いたのですが、DsgnWrks Instagram Importerを使えばInstagramの投稿を定期的にWordPressの投稿としてインポートしてくれます。instagram画像をアイキャッチ画像として登録もちゃんとしてくれます。InstagramのコメントはWordPressの投稿のタイトルとしてインポートされます。初期設定では1時間に1回取り込み作業を行うことになっていますが、WP Crontrolを使えば5分とか3分とか自分の好きな時間間隔で投稿の取り込みを行わせることも可能です。
設定ではWordPress側の投稿フォーマットをかなり細かく設定ができます。ただし、今のところ、投稿形式をPublishにしてあるにもかかわらず、WordPress側は予約投稿の形で取り込まれてしまいます。私の設定ミスかも知れませんが、毎回WordPressの予約投稿を投稿に変更してやらなければならないのは面倒です。この点は後日解決したいと思います。
副産物:Instagramの画像つき投稿をTwitterに投稿できる
このワークフローの副産物として、Instagram→WordPress→Twitterと連動が可能です。WordPress→Twitterは様々なプラグインが出ていますが、私はほぼ標準プラグインに近いJetPackを使ってTwitterと共有しています。
この場合、Instagramの画像はいったんWordPressに取り込まれ、その後、TwitterにアップされますのでTwitterに画像つきの投稿をすることが可能になります。
これは思わぬ副産物です。なぜならInstagramのアプリからTwitterを選んでも、テキストが投稿できるだけで画像つきの投稿がTwitterにできるわけではないからです。もしそんなことをしたらInstagramの営業上、問題があるからだと思います。
まとめ
もしWordPressのセルフホスティングサイトを持っていて、Instagramのユーザーであるならば、この方法が最も簡単にブログを更新できる方法です。Instagramはアプリを開いて写真を選んだ時点でシェアボタンを押す前にサーバー側に画像をアップロード開始しています。そのため、モバイルからでもストレスのない更新が可能となるのです。