ベトナム語教室の定番、ホーチミン市人文社会科学大学のベトナム語初級コース(1A-1B)体験記

今さらながらなのですが、昨年、ベトナム在住10年にしてまともにベトナム語の学習を開始しました。この6ヶ月間通ったのはホーチミン市人文社会科学大学のベトナム語初級コース(1A/1B)で、各3ヶ月、合計40コマの学習となります。

コースの概要

私が通ったのは毎週火曜日と木曜日の夜、7時〜8時45分の初級コース(1A&1B)です。
テキストはVietnamese as a second language 1で、受講料は前期3,000,000 VND、後期3,000,000 VNDでした。
3,000,000 VND = 13,500円ですから、計算してみれ1コマあたり675円と激安です。
内容は初めてベトナム語を学ぶ外国人を対象にしたもので、基本的に授業は英語での解説で進められていきますが、先生もあまり英語は上手ではないので、ごく簡単な英語での解説となります。
約200ページのこのテキストは発音編(1〜9)とレッスン編(1〜12)で構成されており、発音編は全て、レッスン編は前後期で1〜6までの学習となります。

クラスの雰囲気

コロナ禍の影響か、生徒数は1クラス当たり8〜9名で、私のクラスは参加者の半数が日本人、その他は韓国人、中国人、台湾人、ドイツ人といった感じでした。
皆さん社会人の方が多く、年齢も30代〜70代と様々な生徒でしたが、落ち着いた雰囲気でした。

出席率が高いのは圧倒的に日本人で遅刻もありません。やはり日本人は真面目だなぁ・・・と感じました。

基本的にテキストに沿って授業が進められますが、分量がさほど多いわけではないので、テキストの解説以外にも雑談に近い話も結構ありました。

学習効果

テキストには音声データがネットからアクセスできるようになっているので、自宅でもある程度の学習は可能です。
当初の数回は真面目に予習をしていましたが、途中からは忙しくなって、ぶっつけ本番で授業だけ参加するという形になってしまいました。
私の場合、身近なベトナム人は皆、英語を話すので、長期間ベトナムに在住しているにも関わらずほとんどベトナム語を理解することができませんでした。
使うとすれば、本当にem ơi、bao nhiêu tiền?、đi thẳng、quẹo tráiくらいのもので、まともな会話は挨拶程度もできないという状況でしたが、6ヶ月通い続けて、ごく簡単なベトナム語で話しかけたり、何を話しているのかを理解することができるようになり始めたというレベルです。
今でも少しこみ入った話をしようとすると、単語やフレーズが思いつかずもどかしい思いをすることもありますが、半年前に比べれば格段に上達したと思います。
特に、最近キャンプなどでベトナムの田舎に行く機会が増えましたが、街道沿いのカフェなどでちょっとした話が通じると嬉しいものです。

日々の学習

外国語の習得は少々文法が間違っていても大丈夫ですが、単語がわからないと全くのお手上げになってしまうので、単語だけは毎日学習をするようにしています。
テキストに出てきた新しい単語や、日々の生活で目についた単語を書き留めておいて、越英で学習をするようにしています。

またテキストに出てきた構文を書き留めておいて、暇があれば眺めています。

いつでも持ち歩けるように無印良品のA6ノートに書き出しています。無印のこのノートは薄く罫線が入っているので文字を揃えやすく、フラットに開くので書きやすいのが気に入っています。

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今後

2月はテトのためコースはありません。次のレベルT282は4月中旬にスタートの予定なので、引き続き、次のレベルも進めたいと考えています。

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