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Photo taken at: Hà Tôn Quyền – Sủi Cảo
サイゴンに少し長く住んでいるとベトナムにおける中国人、いわゆる華僑の立ち位置に微妙なものがあることを感じます。もともとチョロンは米の流通拠点として発展した街でベトナムの米流通を一手に引き受けていたのが華僑でした。当然、華僑はサイゴンの富を独占する立場であったのですが、サイゴン陥落後、彼らの多くは富を没収され、経済難民として国を脱出しました。
現在でも中華系のベトナム人は５区を中心とするエリアに多く住んでますが、既に第2、第3世代となり中国語を理解しない人々も多くなりました。むしろ漢字が読める我々の方が良く理解できたりします。
今日は日曜日なので少し遠出をして11区のSui Cao Thien Thienに来ました。チョロンからかなり外れた場所にありますが、一角を水餃子の店が軒を並べ、日曜日の昼だと言うのに結構商売が繁盛しています。
頼んだのは中華麺入りの水餃子と、餃子の唐揚げ。中華麺と優しいスープの味がよくあっています。唐揚げもカリカリに上がって、スイートチリと良く合います。味付けはあっさり系の中華なので濃い南ベトナム料理に疲れた胃にも優しいです。
ひとりで来てもグループできても良いなと思いました。
