150年にわたるサイゴンの歴史を綴った写真集「Saigon – Reflections of 150 years’ Saigon」を衝動買い。
今日たまたま本屋に立ち寄って見つけたベトナム語の写真集です。総ページ数500ページを超える本で過去150年間にわたるサイゴンの変遷を綴ったものです。中をめくってみるとワクワクするような写真ばかり。550,000VNDとかなり値が張りましたが即購入しました。Amazonのないベトナムでは本は出会った時に買わないと、次にいつ買えるかわかりません。 グエンフエ通りが運河だった頃の写真。ちょうど右上が現在のSanwah Towerのあたりです。 サイゴン川で荷揚げされる飛行機。グレアム・グリーンの「おとなしいアメリカ人」ではマジェスティックホテルでカクテルを飲みながら飛行機が荷揚げされるのを見ていたという記述がありましたが、これで納得です。 1900年のCafe de la Musique。現在のビンコムBが建っている角です。右端にコンチネンタルホテルが少し見えています。 1960年代のベンタン市場前。レロイ通りには歩道橋がありその先は鉄道駅でした。現在は9月23日公園となっています。 植民地歩兵兵舎の正門前。現在のディン・ティン・ホアン通りから北方向に向かって撮ったものです。両脇の建物は人文社会大学の一部として現在も残っていますが、当時は道路はここで行き止まりで迂回していました。 エッフェルが設計したモン橋。現在は両脇が階段になっていて歩行者しか渡ることができませんが、当時は普通に車道となっていたことがわかります。対岸の洋風建築は現在のベトナム国家銀行でほぼ原型をとどめています。 – 全文ベトナム語なので苦労しますが、少しずつ辞書を片手に読んでみたいと思います。