InstagramやFacebookに料理写真をアップするなら、ひと手間かけた方がうまそうに見える
InstagramやFacebookにアップする定番写真といえばレストランでの料理写真です。食べて美味しかったとか、これオススメしますのような記事のために撮影をするのですが、そのままアップするよりも一手間かけた方が美味しそうな写真にすることができます。手ぶれがないことや適正な画角は言うまでもありませんが、どうやったらもっと美味そうに見えるのかを、今日のブログ写真を例にとってご説明したいと思います。 こちらが手を加える前の写真。まあベトナムの飯屋というのはこんなもので、「美しく盛りつけをしてお客さんに喜んでもらおう」などという発想はありません。とりあえず食えれば良いのです。しかしこれではなんの料理であるのかさえわかりません。 おもむろに箸でスープの中をかき混ぜ、麺と牛肉、彩りの人参をスープの表面に持ち上げて来た写真が上の写真。あまりきれいに盛りつけすぎてもローカル感がなくなるのでほどほどにします。料理が来てから食べるまでの瞬間に盛りつけと撮影をやるのでさっさとやらなければなりません1、2枚撮影したら食します。 食べ終わったらさらに写真加工をします。私が一番よく使っているのがEnlightというアプリです。 露出をアップし明るさを若干明るめに、オフセットをマイナスにして黒部分を少し強くします。 この料理はカレーのような色味で全体的に単調なので細部の解像度を高くして鮮明化します。(普通はやりません)最後にインスタグラム用に1対1にトリミングして完成したのがこの写真。 ちょっと写真をいじり過ぎましたが、普通は露出補正とホワイトバランスを調整するくらいです。 Instagramの登場で様々なフィルターがワンタッチで利用できるようになり、写真が上手でない人でもそれなりの写真をアップすることができるようになりましたが、逆に同じような写真ばかりが掲載されるようになってしまい、面白さがなくなりました。 やはり手ぶれ、露出、画角、被写界深度と行った撮影の基本を抑えた写真が目を引くし良いなと思います。あとは修行あるのみです。