kintoneからZapierへのAPIのトリガーは「新規レコード」なのだが、必ずしも常に新規レコード作成時にAPIが起動するわけではない。
先日、kintoneから新規案件を作成した際に、タイトル名と同じDropboxフォルダを作成することに成功したと報告しました。 APIを使ってkintoneで新規案件を追加した時に、自動的に同じ案件名のフォルダをDropboxに作成する(非デベロッパーによるkintone開発) また同時にWooCommerceから新規オーダーが入った時に、Kintoneに新規案件が作成されるAPI連携にも成功しました。 WooCommerceから新規オーダーが入ればkintoneに新規案件として登録されるAPI連携(非デベロッパーによるkintone開発) ところがこれには落とし穴があるのです。 Woocommerceからの新規オーダー(A) → kintoneでの新規案件レコードの作成(B) → Dropboxフォルダの作成(C) とはならないのです。 A→BはZapier経由で可能ですが、B→Cの際もkintone上で新規レコード作成を手動で行わないとZapier経由で動作はしてくれないのです。しかも困ったことに、WooCommerce側からいったん新規案件を作成してしまうと、B段階でダブりが発生するため新たな案件を起こすことはできないので、結局、Dropbox上に手作業でフォルダを作成しなければなりません。 つまり、WooCommerce経由のプロジェクトは手作業でフォルダを作成、自分で案件を登録する場合は自動でフォルダを作成という困ったことになるのです。 どこの設定画面か忘れたのですが、kintone側のAPIには新規レコード以外にも、編集や削除も設定できる画面があったと思います。現時点でZapierからkintoneを制御できるのは新規レコード作成だけなのですが、複数のワークフローを一気通貫で動作させることができないのは残念です。 もしかしたら直接APIを作成する能力があれば可能かのかもしれませんが、非デベロッパーとしてはこの辺りが限界です。