ベトナム語で飛行機はMáy bayと言いますが、Tàu Bayと言う呼び方はベトナム語でも使われなくなった古い呼び方だそうです。
「飛行機フォー」と言う面白い名前のこの店は、もともと先代がハノイのフランス空軍基地の中にフォーの店を出したことに由来すると言われています。
ベトナムでもフォーはもともとハノイを中心とする北部の食べ物ですが、先代がハノイからサイゴンに居を移したことで、ここに開業しました。サイゴン10区のこの辺りはもともと1950年代のキリスト教弾圧の影響で北部出身の人々が多く住んでいます。
味付けはシンプルな牛肉のスープであっさりしていますがボリュームもあります。味噌を取り皿にとって、牛肉だけを味噌につけて食べるのがベトナム風です。
2店同じ名前の店が並んでいて、制服も違いますがどちらも同じ店です。いろいろ事情があるようです。