January 1, 2016

今日から安西冬衛、梅崎春生、江戸川乱歩、大坪砂男、河井酔茗、蔵原伸二郎、式場隆三郎、高見順、谷崎潤一郎、中勘助、森下雨村、山川方夫、米川正夫がパブリックドメインに

待ち望んでいた谷崎潤一郎の作品が今日から青空文庫で読めるようになりました。第1弾として春琴抄がアップされています。 またその他にも安西冬衛、梅崎春生、江戸川乱歩、大坪砂男、河井酔茗、蔵原伸二郎、式場隆三郎、高見順、谷崎潤一郎、中勘助、森下雨村、山川方夫、米川正夫などそうそうたる名前が並んでいます。 海外生活での読書は電子本が心強い味方です。これから少しずつ楽しんでいきたいと思います。

More »

膨大な量の情報を発信できるようになった今、加工情報を編集して提示してくれるアプリに注目。Yahoo! フリカエール

Yahoo! フリカエール 似たような機能を持ったアプリは他にもあって、例えばDayOneはTodayウィジェットから過去の今日を提示してくれたり、Facebookにも同様の機能があるのですが、このアプリも自分が過去に発信した情報を○○年前の今日のような感じで見せてくれます。情報ソースはFacebook、Twitter、Instagramと写真です。 正直、自分自身は過去の自分など見たくもないほど恥ずかしいのですが、折にふれて過去を振り返ることも必要なもの。でもそれは○○年前の今日という形ではないような気がします。 例えば、なにか大きな成功があった日に過去の失敗を抽出してあまり有頂天になるのではないと戒めてくれる機能とか、うまくいかなくて凹んでいる日に過去の同じような経験とそこから立ち直っていった経緯を提示してくれるとか・・・かなり人工知能が優秀でないと実現はできないと思いますが、断片的な過去情報を再編集し、俯瞰してみせてくれるだけでも面白いものができるのではないかと思います。  

More »

サイゴンはいつもの休日。近くのカフェでリフレッシュ。

昨晩は朝5時まで起きてしまい、目覚めたのは昼前でした。一日中家にいても腐るので、近くのハイランドコーヒーまできました。 サイゴンの街中の空気はいつもの休日という感じで特に新年らしい感じはしません。 気温も蒸し暑くはないものの汗ばむかんじです。 でも今日から3日間、仕事を離れてリフレッシュできるのでゆったり気分です。

More »

[今日コレ聴いた] 必ずしも幸せな人生ではなかったモーツアルトが自分自身を救済するために作った曲だと勝手に解釈して涙を禁じ得ないレクイエム: ♪NHK音楽祭2006 モーツァルト:レクイエム 二短調 K.626 / ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス,アルノルト・シェーンベルク合唱団 2006年11月 – YouTube

実はこの映像の演奏会、当日私は現場にいました。前年にアーノンクールのレクイエムが発売されてクラシックには珍しくヒットをしたのですが、満を持して25年ぶりにアーノンクールが来日するということでチケットを買ったのです。前席2列目だったので、アーノンクールが手に取るように近くに見えました。 本当にあっという間の演奏会だったのですが、今こうして映像を見返してみても当日の緊張感や張り詰めた空気が思い返されます。 モーツアルトは35歳の短い人生の中で900曲以上もの数を作曲しています。まさに偉大な芸術は量が質を作るのであって、多作であるにもかかわらず駄作が少ない作曲家です。当時の作曲家はすべてスポンサーからの依頼によるものであり、生活の糧でしかありませんでした。当然、依頼者の希望や気にいるように作曲をするわけで、個人的な感情や好みを織り込む余地は少なかったわけです。それをモーツアルトは作曲家人生30年として年に30曲、2週に1曲以上を多作していたことになります。 膨大なモーツアルトの楽曲の中でレクイエムだけは別格です。ラクリモサで絶筆となった曲ですが、ここには死を目前にしたモーツアルトの嘆きや恐れが率直に反映されているように思います。初めて他人のためではなく自分自身のために作った曲であるように想像するのです。幼い頃から神童ともてはやされながらも決して幸せな人生ではなかったモーツアルトの苦悩が感じられて涙を禁じえません。 演奏に先立つ舞台裏映像でアーノンクールが「朝食に大きなパパイヤを食べてまだ飲み込めない状態で歌うのです。」と言ってます。わかり易い表現ですが、実際にこのように歌うのは難しいでしょう。古楽器を使った演奏ですが、それが現代的な新しさを感じさせてくれる演奏会でもありました。

More »

1年の計は元旦にあり。だからDrafts 4とApple Watchでゆる~い年間計画をたててみた。

昨日まで仕事をしていたのでまったく新年という気がしませんが、元旦なので年間目標を立ててみました。 シンプルに年間計画を立てることができる目標管理アプリがないかと探してみたのですが、残念ながら自分の目的にあったものは見つかりませんでした。欲しかったのは「この月に何をする」といった程度のゆる~い目標管理アプリなのですが、ガチガチのタスク管理アプリばかりで、今回の目的と合っていません。アプリのイメージとしては、12ヶ月分の空欄があってそこに月間目標をひとつかふたつ書き込めば十分なのですが・・・ こういう長期の目標管理を年間を通してきちんとできる人は尊敬しますが、自分の場合、いつも最初は今年は頑張ろうと思って計画をするものの、いつの間にか目標そのものの存在を忘れてしまっています。その最大の理由はいつも目標を手元に置いて見れる状態になっていないからです。 思い起こせば、毎日必ず使っているアプリはテキストエディタのDrafts 4です。今年はDrafts 4を使って目標管理をすることにしました。 Drafts 4に目標を書き込む 作成はシンプルです。各行に1月から12月までの月名と、年間と書いた行を書きます。Markdown形式にしておきたいので、各月の先頭は##01月のようにタグを入れておきます。 各月に目標を書き込む 対象となる月は適当ですが、Drafts 4は行単位をドラッグ&ドロップで入れ替える機能がありますので編集は簡単です。 以上です。ところがApple Watchを持っていればもっとすごいことが可能です。 私はApple Watchのコンプリケーション画面にDrafts4を設定しているのですが、ここをタップするといきなりDrafts 4が立ち上がります。 そうするとApple Watch上で年間目標をスクロールして確認することができます。 これでいつでも気が向いた時にちょっとした時間の隙間に年間目標を確認することが可能です。Drafts 4を持っていなくても適当なテキストアプリがあれば同様のことができるかと思います。

More »

[今日コレ聴いた] ベートーベンの交響曲を聴くならこれが基準点: Carlos Kleiber Beethoven Symphonies 4&7 Concertgebouw orchestra Amsterdam – YouTube

2016年から新コーナーとして「今日コレ聴いた」を始めます。YouTubeにアップされているクラシック音楽から良かったと思うものを紹介したいと思います。 記念すべき第1回目はカルロス・クライバー=コンセルトヘボウのベートーベン交響曲第4番と第7番。こんなのをYouTubeに載せても良いのかと思いますが、意外にクラシック音楽は削除されないようなので大丈夫かもしれません。 このDVD買って持っていました。ベトナムに来るまでは何度も何度も繰り返し見た演奏です。 何度観てもクライバーの演奏には惚れ惚れします。カラヤンが唯一嫉妬をした指揮者だというのを何処かで読んだ事があるのですが、本当に音楽そのものです。大指揮者なのに大指揮者らしからぬ親しみやすさもあります。 私にとってクライバーのベートーベンは定番中の定番。疲れていてもこれを観れば必ず元気を与えてくれる演奏です。 ハイライトはなんといっても39:00と1:07:00あたり。クライバーが指揮を一瞬止めてオーケストラに聴き入っているのです。オケとの信頼がなければこんな指揮はできないでしょう。ぐっとくる一瞬です。

More »