February 1, 2016

ところでサイゴンってどこだ?古地図で探すサイゴン。

かなり前の話ですが、タンソンニャット国際空港からタクシーに乗った際、年配のドライバーが「サイゴンへ行くのか?」と聞いてきました。ええ、サイゴンまでと応えたのですが、タンソンニャットはどう考えてもホーチミン市内です。世界でも珍しいくらい都心部に立地する空港なのですが、この年配のドライバーにとってはタンソンニャットはサイゴンではないという意識のようでした。 このブログでは意識的にサイゴンという言葉を使っていますが漢字で書くと西貢、「ミス・サイゴン」「サイゴンビール」「ホテル・ニッコー・サイゴン」と様々な場所や物にサイゴンの名前は残っています。 現在のホーチミン市をGoogle Mapで検索すると、クチからカンザーまで広大な範囲がホーチミン市であることが分かります。もちろんこの名前はホー・チ・ミン師の名前から採ったもので、かつてはTo Do通り(トゥーヨー通り=自由通り)と呼ばれた通りが現在ではDong Khoi(ドンコイ通り=同起通り)と呼ばれているようなものです。ちなみにベトナム全国の道路名は革命に関連した人物名が通り名になっていて、どの街にも同じ名前の通りがあるので、Google Mapで検索するととんでもない場所が検索されたりします。解放後の名称はどうも堅苦しいものが多いので意識的にサイゴンと読んでいるのです。 また戦前からここに住んでいる南部の人々は親しみをこめてサイゴン、その他一般的にはホーチミンまたはホーチミン市と呼ばれるようです。 さてそのサイゴンですが、ドライバーの意識ではどこからがサイゴンだったのでしょうか?古い地図を探してみて現在の地図と比較してみました。 こちらの地図は1800年代半ばのサイゴンです。かなり不正確な地図のようで、サイゴン川がドンナイ川になっていますし、あきらかに独立宮周辺のサイズが大きすぎます。当時は現在のグエン・フエ通りは運河で、サンワ・タワーの敷地は教会でした。 こちらは時代が下って19世紀末から20世紀初頭のものと思われます。グエンフエ通りやハムギー通りも見えますが、ベンタン市場はまだ描かれていません。その割には北部方面、現在のダカオからタンディン地区にかけてまばらですが家屋の書き込みがあります。また現在のトンドゥクタン通りは社会人文大学のところで途切れていて政府系の敷地だったことが分かります。 さらに時代が下ってこれは1950年代、カラベルホテルが観光客用に配っていた地図だと思います。4区の一部が描かれています。北はほぼ現在のリー・チン・タン通りまでがサイゴンで、東はKênh Nhiêu Lộc 運河まで、南はサイゴン川までです。 西は現在のグェンバンクー通りまであたりがサイゴンの範囲だったようです。 この地図で面白いのはベンタン市場から北と西に向かって鉄道が伸びているのがわかることです。北方向へは現在の南北統一鉄道と同じ路線ですが、西方向はチョロンへ向かっています。当時の認識としてはサイゴンとチョロンは別の街だったようです。また南方向に向かって伸びる鉄道はメコンデルタに向かう鉄道でした。 総じて現在の1区と3区がサイゴンと呼ばれる街であったようです。

More »

今日コレ聴いたカテゴリを止めてYouTubeクラシックに変更しました

これまで「今日コレ聴いた」という名前で公開してきたカテゴリ名を「YouTubeクラシック」に変更しました。カテゴリのコンセプトは: 基本的に一日一曲 誰もが一度は聴いたことがあるクラシックのポピュラーな曲を中心に 有名な指揮者や演奏者を中心とした映像 を紹介するというものです。コンテンツの性格上、ある日突然リンク先がなくなっていることがあるかと思いますがあらかじめご了承下さい。 個人的にはジャズやPOPS、J-POPが好みなのですが、食わず嫌いだったクラシック音楽もじっくり聴いてみると感動が大きいことを経験したので最近はもっぱらクラシック音楽を探索中しています。 もしオススメがあればコメント欄で教えて下さい。

More »

先日の記事の続き。8台の高級車と40万ドル以上の携帯電話が消失 : 8 luxury cars burnt in Saigon garage fire | Society | Thanh Nien Daily

引用元: 8 luxury cars burnt in Saigon garage fire | Society | Thanh Nien Daily 土曜日に近所で火事があったとお伝えしましたが、Thanh Nienによるとベントレーやベンツをはじめとする高級車と40万ドル以上の携帯電話が消失したそうです。このあたりは1区でも下町の雰囲気が残るエリアですが、ベトナム人の金持ちもいるところにはいるもです。

More »

懐かしいタバコ売りのおばさん

以前住んでいた場所の近くに来たら、当時毎日タバコを買っていたおばさんが今でもタバコを売っているのを見つけました。もう7年も前のことなので、おばさんはどこかで見たことがある奴だと、ちらっと私の顔を見ました思い出せないようでした。ベトナム語がもっと話せれば懐かしい話も出来たのですが・・・。急速に変化するサイゴンですが変わらぬ人に出会うと懐かしくうれしい気分です。

More »

iPhone用GPSロガーはどれが一番よいのか?

GPSロガーとは GPSロガーとは移動した経路をGPS情報を受信して座標軸を保存するためのソフトウェアです。つまりGPSロガーを持っていれば自分がどのような経路を歩いたのかがわかるのです。日本にいる時は登山にはまっていたため、GPSロガーは必須ツールでした。私が持っていたのはGarminのetrex-summitというモデルで、軽量かつ単三電池2本で数日間は持つというバッテリーを気にせずに使える名器でした。 iPhoneをはじめとするスマートフォンはほぼすべてGPS受信機能を最初から内蔵しています。そのためこのような機械を買わなくてもアプリさえあればGPSロガーとして使うことができるのです。 GPSロガーに求める機能 省電力 常時またはバックグラウンドで起動状態を続けますので、iPhoneのバッテリを消費します。これだけでGPSロガー専用機を買う理由にもなるのですが、とにかく省電力設計であることが必須。電池が切れればiPhoneもただのブラックボックスです。 ログの精度 自分がどのような経路をたどってきたのか、精度の高いログが取得できるかどうかということ。ログ取得の間隔(距離と時間)を短くすればするほどログの精度は高まりますが、電池を消費するので、電力とトレードオフ関係にあります。 データハンドリングが簡単か GPSログは基本的に経度緯度と時間を保存していくものですが、これを地図上にプロットして経路表示をします。またKMLフォーマットなどに書き出せば   代表的なアプリ Moves すでに以前からMovesはインストールしています。大雑把にいつどこにいたのかを記録するのにはアプリの存在を意識することなく使えて便利です。ただし何時から何時までどこにいてどのように移動したのかをチャート状に表示する機能がメインであって、地図上での移動経路の精度はあまり良くありません。 Runtastic Road Bike サイクルコンピュータと呼ばれるアプリでRuntasticのロードバイクバージョンです。走行距離、時間、平均速度など自転車を乗るために必要な情報がほぼすべて網羅されています。何度か使ってみたのですがこのアプリはバッテリの消費が激しく、iPhoneが持てないほど熱くなるので今回の比較検討から外しました。 MyTracks 本格的なGPSロガーアプリです。地図はGoogleやAppleの地図ではなくオープンソースのOpenStreetMapを使用しています。ネットに接続している間は地図を随時ダウンロードしますが、キャッシュに地図を保存しているので常時地図にアクセスする必要がありません。 ZweiteGPS こちらは日本製のGPSロガーです。MyTracksと違ってGoogleかAppleの地図に常時アクセスするタイプです。見慣れた地図をロガーとして使用するので見やすさではこちらの方が良いかと思います。 実際に使ってみた 上記候補のうちMovesとRuntastic Road Bikeは候補から外しました。MovesはGPSロガーとして使用するには精度が低すぎる、Runtastic

More »

海外送金手数料削減の決め手に?大手銀行の参入で大いに高まる期待:三菱UFJ銀、独自の仮想通貨を開発中 コスト減へ期待:朝日新聞デジタル

 三菱東京UFJ銀行が、独自の仮想通貨の開発を進めていることが分かった。ITを活用した新しい金融サービス「フィンテック」の一つで、実用化されれば、金融取引などの管理にかかる費用を大幅に節約し、国際送金 情報源: 三菱UFJ銀、独自の仮想通貨を開発中 コスト減へ期待:朝日新聞デジタル 例えば東京からベトナムの口座に1万円を送金しようとすると数千円の振込手数料がかかる上に、銀行支店に行って送金目的とかいろいろな書類を書かなければなりませんでした。(2009年頃の話ですが・・・) 今はどうなっているのかわかりませんが、マネーロンダリングの問題もあって日本からベトナムへの送金は容易ではないはずです。さらに外国為替管理も問題もあってベトナムから日本へはもっと送金が大変です。 大手銀行が仮想通貨を発行してくれたらセキュリティ上も利便性も大きな前進です。期待しています。

More »

本日2月1日からブログの一部機能をバージョンアップして、コメント機能の開放とCount Per Dayプラグインを導入しました。

コメント欄を開放しました セキュリティ上も運営上もいろいろと面倒なことがあるのでコメント欄は諸刃の刃なのですが、コメント機能をオープンしました。意外にベトナム人の方や台湾人の方などもGoogle翻訳経由で見てくれているようなのでそういう方々の意見も聞いてみたいというのが動機です。新規投稿分からコメント機能が使えます。スパムコメントを防止するためにAkismetを利用しています。なお、不愉快なコメントや読みたくないメッセージは公開せずに削除しますのでご了承ください。 Count Per Dayプラグインを導入 himagやKandaNewsNetworkさんを真似てCount Per Dayプラグインを導入しました。サイドバーにアクセス状況が随時表示されます。気になるのはGoogle AnalyticsとWordPress統計とCount Per Dayで数値が微妙に異なっていること。Count Per Dayは少し多めの数値が出ているようにも思います。いずれの統計も絶対数ではなく、相対的にどう推移しているかが見れれば良いのでよしとします。 なお、Count Per DayプラグインはWordPressのプラグインレポジトリを検索してもヒットしません。どうやら機能の一部がWordPressのレギュレーションに引っかかって掲載できないようで、こちらのサイトから直接プラグインをダウンロードして手作業でインストールが必要となります。  

More »

TAXデパートの新旧写真を集めてみました:TAXデパート跡地で新複合施設を着工、40階建ての高層ビルに – 経済 – VIETJO 日刊ベトナムニュース

情報源: TAXデパート跡地で新複合施設を着工、40階建ての高層ビルに – 経済 – VIETJO 日刊ベトナムニュース ごく近所に住んでいたのでTaxデパートはよく行きました。屋上にあったHigh Lands Coffeeは落ち着ける場所でしたし、何度も通っているのに「お兄さんお土産」と声をかけられたのも良き思い出です。 ネットから拾ってきたTaxデパートの写真をいくつか掲載しておきます。 1920年代完成した頃のグラン・マガザン・シャルネ。1階通路の柱に面影があります。 ドームと時計台が特徴的でした。 1950年代にはドーム部分が取り払われて、4階が増築されているのがわかります。 おそらく1960年台後半。近藤紘一の産経新聞サイゴン支局もこのビルにありました。 上よりも少し後ですね。後ろにあったビルが取り壊され、DENONの看板がSONYに変わっています。 最近までこの形でした。2012年頃かと思います。

More »

[今日コレ聴いた] 若いピアニストデュオ「アンダーソン&ロエ」によるモーツアルトはクラシック界でもYouTubeが重要になってきていることを示している:Mozart’s SONATA for TWO PIANOS – Anderson & Roe

アンダーソン&ロエという若いピアニストのデュオグループによるモーツアルト「2台のピアノのためのソナタ」です。このデュオはYouTubeで人気を得てプロデビューしたそうです。先日の2CELLOと同様、クラシック界においてもYouTubeの影響力が大きくなっていると言えます。

More »