September 25, 2016

笑撃。Leica版チェキSofortの作例写真はCanon EOS 7Dで撮影した写真だった。

公式サイトからはすでに削除されたみたいですが、Leica版のチェキSofortの作例写真はCanonの一眼レフEOS 7Dで撮影されたものです。 助手席に乗った前面の男性の腕毛や車の砂埃などとてもリアルで、チェキでこれほど解像度の高い写真が印刷できるのであれば本当にすごいのですがもちろんこんな風には写りません。 実際にこの画像をiPhoneに転送してスマホdeチェキで出力をした結果が下の写真です。チェキプリンタで出力をしてスキャナ(SnapLite)で読み込みました。 決してチェキの出力品質がダメだとは思わないのです。これはこれで記憶に留まる写真だと思うのですが、本体を売るためにウソが含まれているのは良くないことです。ましてやLeicaに対する圧倒的な信頼が少し崩れてしまいました。できれば正々堂々とSofortの作例を載せてほしかったですね。 ところでSofortの発売に前後して白黒のチェキフィルムが発売されるようです。この解像度と画質であれば白黒写真の方が向いているかもしれませんね。カラー画像を白黒にして出力するのと白黒フィルムとは違うんでしょうか。発売されたら検証してみたいと思います。

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InstagramとWordPressはあまり相性が良くない。インスタグラムのAPIは自動投稿には未対応。

最近、チェキとポラロイドzipを買ったのを契機にInstagramを再開しようと思ったのだけど、WordPressとInstagramってあまり相性が良くないことが判明しました。 このブログは記事を投稿するとTwitter、Google+、LinkedInに自動投稿する設定になっているのだけど、同じようにWordPressのアイキャッチ画像をInstagramに自動投稿しようと思ったら、InstagramのAPIは自動投稿を受け付けないことが判明。投稿方法はWordPressに統一したいのだけど、Instagramは外部からの自動投稿は受け付けないということです。逆は大丈夫みたいで、Instagramの投稿をWordPressに表示させるプラグインは数多くあります。 勝手な想像ですが、外部からの自動投稿を受け付けると広告や宣伝が溢れてしまう可能性があるので、Instagramは外部からの自動投稿を嫌がっているのではないかと想像します。 実は抜け道がないわけではなくて、NextScriptというプラグインを導入すればNextScriptのサーバーを経由してInstagramに自動投稿をすることが可能な模様。が、年間49.95ドルを支払わなければならないということなので、当面、ブログとInstagramは切り離して考えることにしました。  

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富士フイルム「スマホdeチェキ」とポラロイドZipを購入比較してみた

  先日2年近く前に購入したまま開封をしていなかったチェキプリンター「スマホdeチェキ」を見つけたのですが、最近、ポラロイドのモバイルプリンターZipも手に入れたので比較してみます。 スマホdeチェキ 富士フイルムが販売するチェキの中でプリント機能だけを独立させたもので、スマホとはwifiで接続します。専用アプリから出力をするとすぐにフィルムが出力されますが、フィルム上に画像が表示されるには数分間待たなければなりません。 ポラロイドZip 一方、ポラロイドzipはZINK Paper(Zero Ink Paper)という専用感熱紙を使ったもので出力スピードは数十秒かかりますが、最初から印刷された状態で出力されます。サイゴンのカメラショップで1,850,000VND(約9,000円)とかなり安かったので思い切って購入しました。 用紙の比較 チェキの用紙は昔のポラロイドと同じようなフィルムです。かなりの厚みがあるのでノートなどへの貼り込みにはあまり適しません。一方Zinkペーパーは名刺程度の光沢紙で、背面はシールになっているのでノートや手帳への貼り込みに適しています。 ランニングコストはいずれも日本円に換算して1枚70円程度。デジタルカメラ時代ですが気楽にバンバン出力できる価格ではありません。70円(15万ドン)あればベトナムでは安いタバコ1箱が買えてしまいます。 出力結果の比較 全体的にチェキはボケた感じ、Zinkはシャープな感じで出力されます。色味もチェキはパステルな優しい感じですが、Zinkはコントラストが強く色も濃く出ます。好みが分かれるところだと思いますが、私は観賞用はチェキ、情報用はZinkペーパーかなと思います。用途としてはZinkで出力したものはシールを剥がして手帳やノートに貼りこんで使う、チェキはそのまま壁に貼ったり、アルバムに整理したりする使い方かなと思います。 まとめ 気軽に写真を撮ることができる時代だからこそ、プリントは新鮮な楽しみです。ポートレートを撮った時もデータでシェアするよりもプリントを差し上げた方が喜んでもらえるように思います。 プリンタのサイズはZipの方がチェキよりもふた回り以上小さいので、普段はカバンにZipを、チェキは自宅の卓上という使い分けになるかと思います。  

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【仕事】ホーチミン高島屋の生パスタレストランJINJINでフードブロガーイベントを開催。ベトナムでスパゲティは市民権を得るのか?

JINJINはサガミチェーンがホーチミン高島屋にオープンした生パスタ専門店です。今回、ベトナムサガミのご依頼を受けてフードブロガーイベントのお手伝いをしてきました。 ベトナムのスパゲティ市場 ベトナムはフォーやブン、ミィなど多くの種類の麺を抱える麺大国ですが、スパゲティはまださほど市民権を得ていません。マカロニがすでにベトナムローカル料理として一般化している事に比べて、スパゲティがあまり浸透していないのは不思議ですが、5〜6年前まではピザも同様の扱いでした。特にチーズの発酵臭が苦手なベトナム人が多かったのですが、今では若者を中心にピザは市民権を得ています。 フードブロガーイベントを企画 日本ほどまだ数は多くはありませんが、ベトナムにもブロガーと呼ばれる人々がいます。自分のブログではなくてもfoody.vnなどフード系SNSで情報発信を行っているユーザーも多くいます。今回、フードブロガーを招待して生パスタの試食会とアンケート調査を実施する事になりました。 イベントで最も大変だったのは本当に本人が来るかどうかイベント当日になるまでわからない事でした。結婚式だって招待をしても本当に来るかどうかはわからない国です。イベント開催日まで3、4回も連絡をして本当に来てもらえるかどうか確認を取るなどして参加者の確保が一番大変でした。 やはりさすがブロガー。興味のある事には熱心だった しかしやはりさすがに自分で日々情報発信しているだけあって、参加いただいたブロガーの皆さんは興味津々で、非常に熱気あふれるイベントになりました。 JINJINではパスタを店内で作っているのですが、実際に麺を手にとってみたり、切れ端を味見したりと色々試しています。 本格的な一眼レフを持ち込んで撮影 生パスタの製造工程を見学 しっかり味見をしながらアンケートに答えてくれます アンケートの紙面が足りなくて裏面にまでびっしり意見を書き込んでくれるブロガーもいて貴重な意見を得ることができました。 最後は皆で記念撮影。わきあいあいとした雰囲気でイベントとしては大成功でした。 まとめ ベトナムでは比較的安易にFacebookのいいねを「買う」ことができます。数百ドルの現金を支払えば1000人近い「いいね」を表示させることは可能なのですが、実際「いいね」が実売に結びつくかどうかといえば疑わしいようです。身近なベトナム人に聞いてもそのことはよく知っていて、Facebookの評価はあてにならないと考えているようです。 リアルなイベントは手間もかかりますし、必ずしもすべてのブロガーが好意的な意見を書いてくれるわけでもないので危険性もあるのですが、ブロガーの背後には数十人から数百人の読者がついています。安易な広告を行うよりも、実際に顔をあわせるイベントはリアルな意見をくみ取ることができる良い機会です。こうした地道な活動が固定ファンを増やしていく事になれば良いなと思います。

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