人工知能

人工知能が普及すると情報のブラックボックス化がますます増加する

最近、GoogleのDeep MindやIBMのWatsonなど人工知能、機械学習、ディープラーニングなどが話題になっていて、あと5年で無くなる職業なんていうのが話題に上ったりしていますが、自分が今一番欲しいのは経営を肩代わりしてくれる人工知能で、コンピュータが自分の代わりに会社を運営してくれれば今の仕事もずいぶん楽になるのにと思ったりしています。

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Google翻訳がニューラル翻訳に対応して日本語の翻訳精度が劇的に向上している!

ニューラル翻訳とは Googleが、Google Neural Machine Translation(Googleニューラル機械翻訳:GNMT)システムを発表した。これによって「Google Translate」サービスによる翻訳の誤りが55~85%低減されるという。 情報源:グーグル翻訳にニューラル機械翻訳システムを採用–中国語から英語への翻訳から ついにGoogleが画像認識、音声認識に続いて翻訳のニューラル機械翻訳に踏み切りました。簡単に言えば、これまで単語ベースで翻訳をしていたものを文全体を一つの翻訳単位として扱うことにより翻訳精度を高めるというものです。これによりGoogle翻訳を使った日本語の翻訳精度が大幅にアップしています。 新しいGoogle翻訳を試してみた よろしくお願いします。 Nice to meet you. たぶんこれまではPlease do me a favorみたいな翻訳になっていたはずです。よろしくお願いしますが、英語で言うところのNice to meet you. つまり「こんにちは」と言うことだと認識しています。 お先に失礼します。 Pardon me, I have to go now. ちょっとニュアンスが違う気もしますが、英語が間違っているわけではありません。日本語のお先に失礼しますには、まだ残って仕事をしている上司や同僚に対する心配りが含まれているので、have to ではなくてI’m going home.  Thank you for today位の感じが良いような気もします。 お疲れ様でした Thank you for your hard work これは難しいですよね。Thank you for your hard work は明らかに上司が部下に対して言う言葉で、決して部下が上司に対して使う言葉ではありません。しかし日本語では主に部下が上司に対して使う言葉ですから、See you tomorrow位に意訳しないと伝わらないような気がします。 と、ここまでGoogle翻訳の粗探しをしてしまいましたが 民法第709条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。 Section 709 of the Civil Code A person who infringes upon the rights of others or the benefits protected by law by willful or negligent shall be responsible for compensating damages caused thereby. これはかなり正確なんじゃないでしょうか?こう言う法律などは機械翻訳に向いているのかもしれません。それでは文学作品ではどうでしょう?夏目漱石のこころの冒頭です。 私その人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。 I have always called that person a teacher. So here too I can not just tell

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坂本龍馬をカラーにしてみた。早稲田大学が開発した白黒写真を人工知能を使って着色するサービスがすごい!

岩倉具視と使節団をカラー化してみました (^^) ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け 早稲田大学の「ディープネットワークを用いた大域特徴と局所特徴の学習による白黒写真の自動色付け」が予想以上にすごかったので紹介します。サービスはこちらから: ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け 実際の作業はとても簡単でブラウザ上の指定位置に画像をドラッグ&ドロップするだけ。 ほんの数秒で白黒写真がカラー着色されて表示されます。 この有名な坂本龍馬の写真なんてすごいと思いませんか!ピストルを手に持っていることがより鮮明になってこの写真がとても風変わりなポートレート写真だったことがわかります。 写真修復の仕事はいずれなくなる 今、写真修復をカメラのキタムラに頼むと1件9,000円もします。もちろん人間の手作業によるものですからそれなりの精度が実現できるのだと思いますが、単にカラーにするだけだったらこういう形で人工知能を使ったサービスに変わっていくと思います。 ちなみにこちらはサイゴンに複数ある写真修復師のオフィス。ベトナムでは仏壇に飾ったり部屋の壁に飾ったりするための写真修復の仕事があります。何度か訪問させてもらいましたが、基本的にPhotoshopを使って作業をしています。このサービスを紹介してあげるべきか否か少し悩んでいます。  

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人工知能、囲碁のプロ棋士に勝利 ハンディなしで初:朝日新聞デジタル

 ImABuddha via Compfight  英グーグル・ディープマインド社が開発した人工知能(AI)が、ハンディキャップなしで囲碁のプロ棋士に初勝利した。チェスや将棋はすでにコンピューターが勝っているが、囲碁は盤面が広く、難しいとされてきた。… 情報源: 人工知能、囲碁のプロ棋士に勝利 ハンディなしで初:朝日新聞デジタル GoogleのDQNがとうとうプロ棋士に勝ちました。人工知能が人間の能力を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)は2045年ごろに到達すると予測されていますが、意外に早いのかもしれません。量子コンピュータの実用化がシンギュラリティ到達には必須だと思っています。

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