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東京オリンピックや豊洲市場のような問題がなぜ起こるのかはこれを読めば理解できる>失敗の本質 Kindle版

ベトナムに住んでいても毎日のように聞こえてくる豊洲市場の空洞問題や東京オリンピックの予算超過問題。いずれの問題も優秀な官僚たちが「自己の」責任を全うしようとするあまり、全体の成否に対して責任を持つ人なり組織が不在だということ、ルールのためのルール、木を見て森を見ずといったことが横行する社会で、蓋を開ければとんでもない結果に。しかも権力の中枢はお神輿に担がれた者ばかりで全くの無責任状態。大本営と同じ構造が跋扈しているのが現代の日本社会です。 個人的な想像ですが、リーダーが不在もしくは無責任という体制は天皇制に起源があるのではないかと思っています。総理大臣は国家権力の中枢ですが、形式的であれ天皇から拝命した任務です。中国やベトナムの権力闘争は相手を抹殺することで得られた権力であり、絶大な権力と責任が発生しますが、日本で東京オリンピックの予算が大幅に超過したからといって天皇陛下が責任を取るということは絶対にあり得ません。ちょうど玉ねぎの皮のように、責任の主体を求めて皮を剥けば剥くほど中心には何もないというのが日本の現状です。 ただしそれはそんなに悪いことでもなくて、日本は集団指導体制なのですから、どのようにして集団指導を効果的、効率的にやれば良いのかを制度として考えれば良いのだと思います。日本には共産党やアメリカ大統領のような絶大な権力を持ったリーダーシップは向きません。    

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# KindleUnlimited モーム短編集「雨」。「東洋航路」は爽やかな感動が得られる良書であった。

モーム短編集「雨」を読了。小説に書かれているのはちょうど大正から昭和に移行しようとする時代、南洋植民地を舞台にした短編を集めたものです。学生時代に読んだことを記憶していますが、遠い日本で読むのと違って、旧植民地で読むと小説の空気感が肌感覚で感じることができます。収録されている3本の小説のうち「東洋航路」が一番好きです。ともすると救いのない南洋生活の中に、一片の光が与えられて爽やかな感動が感じられる話です。Kindle Unlimitedで無料で読めます。

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【Kindle】でハイライトしたテキストをDay Oneで管理。読書録としても有効。

残念ながら読書をしていて気になった点や良いなと思ったところ電子書籍上で赤線をひくことはできませんが、テキストファイルに落とすことは出来ます。これまでiBookで電子本を本でいた時はスクリーンショットを撮って、OCRでテキスト化をしていたのでkindleになって格段に便利になりました。 Kindleで読書中に良いなと思った部分はハイライト表示させることが出来ます。ハイライトした部分はKindle本体にテキストファイルとして保存されるので後で簡単に利用することが可能です。 KindleをUSBケーブルでMacに接続するとUSBドライブモードになります。ファインダー上のKindleアイコンをダブルクリックするとドライブの中を見ることが出来ます。 documentsフォルダないのMy Clilppings.txtがハイライトしたテキストファイル。ダブルクリックするとテキストエディタで開くことができます。 あとはDay Oneにコピー&ペーストするだけ。タグをつけておけば後からお気に入りのフレーズを読み返すことが出来ます。便利。

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Kindle paper whiteは屋外で威力を発揮する

昨日手に入れたkindle paper white早速読書三昧。Kindle Unlimitedからダウンロードした本をインストールして近所のカフェに来ています。 室内でみていた時はさほどではなかったのですが、屋外の自然光の中で電子ペーパーは本当に美しい。字の美しさはオフセット印刷を超えています。 以前iPad miniを持っていた時もほとんど電子ブックとしてしか使っていませんでしたが、軽くて美しいkindleに軍配が上がります。

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サイゴンのkindle専門店はイケてない場所で売っているイケてる店だった

  Kindle unlimited の加入で急にKindleが欲しくなったのでネットで調べてサイゴンでkindleを売っている店に行ってきました。 予想以上に民家です(笑)WEBサイトはかなりクリーンなデザインだったので期待したのですが。 372 Dien Bien Phuのヘムを入ったところにありました。 住所を知らないとここでkindleを売っているとは思えないでしょう。怪しさ満点ですが、サービスは良いように思います。新しいKindle Paper Whiteを購入している途中にも何人かの読書好きそうなベトナム人が来店していました。

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海外在留者にとってKindle Unlimitedは救世主となるのか?

Kindle Unlimitedとは 日本では2016年8月からスタートした月額固定読み放題サービスです。月額980円でKindle Unlimitedに登録された書籍、写真集などが読み放題。一度に10冊までダウンロード可能です。デジタル化が進んだ今でも書籍コンテンツは安くはなく、海外在留者からするとKindle Unlimitedは魅力的なサービスです。 1ヶ月無料サービスを利用してみた Kindle Unlimitedは1ヶ月間無料で試用できます。期間内であれば一度に最大10冊の書籍がダウンロードできます。つまり月額定額の貸本屋のようなもので、一度に借りることができる本が10冊ということです。 読み終わって返却(端末から削除)すると新たに本をダウンロードすることができます。 まだ読みたい本がラインナップされていないが気軽に読書体験できるのはメリット 現在読みたいのは主にマーケティングの専門書や実用書の類が主なのですが、残念ながらKindle Unlimitedではあまり多くの専門書や実用書はラインナップされていないようです。それでもこれまで買ってまで読むのは躊躇された本や雑誌を気軽にダウンロードできるのは利点です。 試しにデジタルカメラマガジンの9月号をダウンロードしてみました。書籍版は1080円、Kindle版は756円、そしてKindle Unlimitedでは読み放題です。 日本のエスクローサービスを頼むほどではないですし、毎月750円近いお金をかけるのも高額ですが、Kindle Unlimitedなら気楽に読めます。 ただ、やはりそれなりのお金を払って購入したものではないので、いわゆるフリーペーパーのような感じになってありがたみが薄れるのも事実です。 まとめ 数年前まで本が読みたければ日本から来る人に頼んで買ってきてもらったことを考えると隔世の感があります。ますます便利になって海外生活と日本での生活の差がなくなりつつあります。

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