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[今日コレ聴いた] Angela GHEORGHIU – Un bel di vedremo – M Butterfly – Puccini – YouTube

アンジェラ・ゲオルギューのプッチーニ「マダム・バタフライ」から「ある晴れた日に」 オペラを観ない人もこちらの曲は知っているのではないでしょうか。 ビデオではありませんがマリア・カラスの音声のみバージョン: こちらは映画仕立てのオペラ Madame Butterfly。英語キャプション付きなので内容がよくわかります:

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[今日コレ聴いた] 引退が惜しい、アーノンクールのモーツァルト。いまモーツァルトの交響曲を聴くならこれがオススメ: (HD) Mozart: Late symphonies | Nikolaus Harnoncourt & Concentus Musicus Wien – YouTube

先日引退を表明したアーノンクールによるモーツァルト後期交響曲集です。 クラシック音楽に詳しくない方のためにあえて説明すると、この演奏は古楽器による演奏です。長らくオーケストラはホールの巨大化、観客の多人数化に伴い現代化、巨大化してきましたが、1950年代後半ごろからアーノンクールらによって、モーツァルトやベートーベン当時の楽器を使って当時の編成で指揮、演奏するスタイルが広がってきました。例えばフルートは現代オーケストラのような金属ではなく、木製のフルートです。現在では古楽はクラシックでも人気のある分野です。映像を見ても現代クラシックとは異なる楽器を使用していることがわかると思います。 古楽といっても古臭いイメージではありません。丹念に当時の歴史的背景や作曲家の研究を進める中で、作曲者の意図になるべく近い形で演奏しようというものです。 一つひとつの楽器の音が生き生きとして素晴らしいハーモニーです。特に低音部分の響きは鳥肌もの。 オーディオでいうならJBLのフルセットスピーカーではなく、小粒のハイスピードスピーカーで聴くような感じです。 ジュピターは第1楽章などこんなにゆっくりした演奏で良いのかと最初は思いましたが、とにかく出てくる音がハイスピードでシャープ。パワフルな第4楽章へ向かって一直線に進んでいきます。いま最も最先端のクラシック音楽がここにあります。

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[今日コレ聴いた] 心がざわついて落ち着かない時はこれを聴こう:Mischa Maisky plays Bach Cello Suite No.1 in G (full) – YouTube

日々の生活でなんだか落ち着かない、理由は明らかではないが心がざわつくということがありますが、バッハの無伴奏チェロ組曲はそんな気持ちを落ち着かせてくれる特効薬です。300年近くも前にこの曲を書いたバッハは天才としか言いようがありません。

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[今日コレ聴いた]イツァークパールマンの迫力満点のチャイコフスキー: P. I. Tchaikovsky – Violin Concerto in D major, Op. 35 – Itzhak Perlman – YouTube

昨日に引き続き、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲です。イツァークパールマンによる演奏です。何度も聴いている演奏ですが、次はこう来るのだろうなという期待を裏切られる演奏、さらに期待以上の演奏です。最初から最後まで緊張感あふれる演奏で感動しました。 指揮はユージン・オーマンディ、フィラデルフィアオーケストラ。オーケストラが抑制が効いた保守的なイメージを受けるのに対し、パールマンの演奏の独創性が際立っているように思います。

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[今日コレ聴いた] 弾き振りって知っていますか?最もモーツァルト自身の演奏に近いのではないかと思う内田光子のモーツァルト :Mozart: Concerto for piano and Orchestra (d-minor) K.466 – YouTube

ピアノ協奏曲やバイオリン協奏曲など「協奏曲」とはオーケストラとソリストが協働で演奏する形式を言います。オーケストラには指揮者がいますので、指揮者とソリストの絡みが協奏曲の聴きどころで、協奏曲が競争曲になったりもします。 ところが弾き振りというのはソリスト、この場合はピアニストである内田光子が指揮者を兼任するという演奏スタイルです。 クラシック音楽はある面作曲家自身のアイデアをどう解釈をするかが面白い点で、指揮者、ソリストともに独自の解釈があるのですが、弾き振りの場合は本人の解釈によって全て演奏されるわけです。 モーツァルトは作曲家であるとともにピアニストでもありました。きっとモーツァルトが弾き振りをしたのだと想像しますが、弾き振りこそ最もモーツァルトのオリジナルの解釈に近いのではないかなどと想像しています。 それにしてもこの第二楽章は美しいですね。アマデウスで涙したことを思い出します。  

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[今日コレ聴いた] ピアノは打楽器だったのかと思わせるアルゲリッチ&デュトア熱血夫婦の怪演: Tchaikovsky Piano Concerto No 1 FULL / Martha Argerich, piano – Charles Dutoit, conductor – YouTube

マルタ・アルゲリッチとシャルル・デュトワ夫婦の1975年の共演。若いです。この後、二人は日本公演を期に離婚しますから、かなりギクシャクしていた頃なのではないかと推察します。 アルゲリッチのピアノは火を噴くような演奏で、まるで打楽器のようにピアノを扱います。どうみても妻の方が勝っています。 ふたりとも日本と縁が深く、デュトワはNHK交響楽団の常任指揮者を努めましたし、アルゲリッチは別府アルゲリッチ音楽祭のため、毎年来日しています。 アルゲリッチのチャイコフスキーピアノ協奏曲1番はキリル=コンドラシンとのすごい演奏がありますが、映像版はこちらを紹介させていただきました。 Charles Dutoit

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[今日コレ聴いた] これ絶対オススメ。オペラなんか興味ないという人にぜひ見てもらいたい、アイーダ凱旋行進曲: [HD] Gloria all’ Egitto, Marcia trionfale; Ballabile; Vieni, o guerriero vindice (from Verdi’s Aida) – YouTube

サッカーファンなら聴いたことがあるメロディーではないでしょうか。これぞスペクタクル。 音楽も素晴らしいですが、間奏曲のバレエも素晴らしい。 まさに総合芸術です。

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[今日コレ聴いた] まるでロックミュージシャンのようなナイジェル・ケネディのビバルディ四季:Nigel Kennedy Vivaldi The 4 Seasons full – YouTube

以前、Nigel Kennedyのバッハを聴いて気に入りiTunesでも購入しましたが、ロックミュージシャンのようで好感が持てます。若いミュージシャンによる緊張感のある演奏も良いですが、Nigel Kennedyのようなリラックスしたクラシックもまた良いものです。 日本で言えば葉加瀬太郎のような存在でしょうか。この演奏スタイルで損をしている場合もあるかと思いますが演奏は確かです。 前半はインタビューで、演奏は5:00頃から。  

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[今日コレ聴いた] フルボリューム注意。スピーカーが壊れます。 Tchaikovsky – 1812 Overture – Leningrad Phil. Yuri Termikanov – Itzhak Perlman – YouTube

テルミカノフ・レニングラードオーケストラのチャイコフスキー「1812」。チャイコフスキー生誕150周年記念での演奏会のようです。 なんといっても世界最大の楽器「大砲」がハイライト。本物の大砲です。 ソ連でなければ実現できない重厚な1812でした。 こちらはドラティの1812。かつてオーディオ評論家の長岡鉄男氏がスピーカーを壊す録音だと絶賛しました。

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[今日コレ聴いた] 透明感のある悲しさが秀悦な第2楽章。Friedrich Gulda performing Mozart’s Piano concerto no. 23 (KV 488) – YouTube

モーツアルトピアノ協奏曲23番と言えばアーノンクール=グルダのアルバムが有名ですが、こちらの映像はアバドとの共演です。 この曲のハイライトは第二楽章アダージョの部分。抜けるような青い秋空を見て感じる悲しさと言えば伝わるでしょうか。慟哭ではなく透明感のある悲しさがどこまで表現できるかが大切ですが、アバド=グルダの演奏は的確に表現できていると思います。フルート嫌いのモーツアルトですが、フルートが重要なパートを占めています。

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[今日コレ聴いた] 土曜日だけど仕事。ベッドを飛び出て今日も頑張る人のために。Sibelius – Finlandia op. 26 (Opening of the new Helsinki music hall) – YouTube

サイゴンは常夏なので寒さで会社に行きたくないということはないのですが、今日は辛いと思っている人のためにおすすめします。 ロシア帝政の圧政に苦しんだフィンランド人が立ち上がった時の勝利の音楽です。曲はフィンランド賛歌として歌い継がれています。 こちらの演奏もお勧めです。

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[今日コレ聴いた]小澤征爾、若い! リラックスした屋外コンサート: チャイコフスキー:くるみ割り人形/花のワルツ – YouTube

こちらもDVDでよく観たヴァルトビューネでの小澤征爾です。屋外コンサートですしリラックスした雰囲気で観客のノリも良く、気軽に楽しめる演奏です。 小澤征爾ももう80歳。ここ数年は健康問題で演奏が中止になったりすることもありましたが、いつまでも元気でいて欲しいものです。

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