約1年半ぶりのタントゥアン工業団地。会社がここにあった頃は近いと思っていたけど、やはり遠い。
この工業団地はベトナムで最初に作られた工業団地です。約20年前に作られて以来、ベトナムの開放政策の象徴となった工業団地です。デベロッパーは台湾企業ですが、多くの日系企業がここに入っています。
ベトナムがここまで発展してきた原点となった場所です。
当時はまだ周辺はブッシュだらけの土地だったそうですが、今やもうホーチミンの副都心になっています。当時この場所に目をつけた台湾政府と企業に先見の明があったのだと思います。
ベトナム南部のキエンザン省はかつては不毛の土地で、ベトナム政府はタントゥアンに省全体を売却しました。タントゥアンは植林をし開墾を進め、今では再びベトナム政府の管理下にあります。