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精巧に描かれたこの地図は1880年頃のサイゴンの地図でWikiPediaから誰でも入手することができます。プリントして見ると本当に細かなところまで描かれていて当時のサイゴンの様子がよくわかります。また今のサイゴンにも残っているものがあって大変興味深いです。
現在の統一会堂付近ですが、グェンティミンカイ通りより向こうは平原が広がるばかりです。
サイゴン川。中央のマストは現在も残っていますね。グェンフエ通りは中央が運河になっています。現在の1区から4区に渡る橋はまだ架かっておらず、ホーチミン博物館のあたりは船着き場になっています。
メーリンポイントのあたりは当時から建物が立ち並んでいたことがわかります。
多分これは造船所でしょう。サイゴン川に巨大がドックがあります。
動植物園は当時からありました。この地図が作られたのは1881年(明治14年)とのことですので、日本より当時のサイゴンは進んでいたかもしれません。
極めつけはこれ。現在の社会人文大学周辺はフランス歩兵隊の兵舎でした。左右の建物は今もグェンティミンカイ通りに建っていますね。現在のディンティンホアン通りはこの建物で中断しています。
本当に細かなところまで描かれているので見ていて飽きません。