マリインスキー・ゲルギエフによるくるみ割り人形。もともとこの劇場での初演のために書かれたチャイコフスキーの名曲です。
クリスマスに聴くクラシックといえばやはりチャイコフスキーがお勧めです。常夏のホーチミンではどうも雰囲気が出ないのですが、せめてこの時期くらいは聴きたい一曲です。バレエやクラシックに縁遠い人でも通しで聞けばああ知っているという曲が満載です。
ゲルギエフのロシア=スラブ的な指揮も素晴らしいのですが、削ぎ落とされた肉体と、精神的にもハードな競争社会に生きるダンサーたちにストイックさを感じて感動しております。
マリインスキーは死ぬまでに一度ナマで見たいです。