コンサートで演奏中に弦が切れたら・・・想定外のトラブルに見舞われた時のプロの神業対応

先日Twitterのタイムラインに、オーケストラ演奏中にバイオリンの弦が切れた映像が流れてきました。YouTubeを探してみると同様の映像がいくつも見つかりました。

Violinist string BREAKS during Tchaikovsky

チャイコフスキーのバイオリン協奏曲1番のソロパートです。弦が切れた瞬間、E弦のパートになるまではそのまま演奏するぞと指揮者とアイコンタクトし、ギリギリのところでコンサートマスターとバイオリンを交換しています。
一番の聴かせどころであるこのパートで弦が切れるのも運命的です。

When the E-String breaks… Maximilian Simon | Jenaer Philharmonie

曲にもよりますがこちらはは比較的目立たないところで切れていますね。コンサートマスターがバイオリンを持っていったん退出し、弦を張り替えて戻ってきたようです。

五嶋みどり タングルウッドの奇跡

有名な五嶋みどりのタングルウッドでの映像です。まだ子供ですがバーンスタインを前にして全く慌てていないのが驚異的です。
大人用のバイオリンなので体に合っていませんがそのまま弾き続けているのも素晴らしい。

Ray Chen breaks string during performance


ポケットに予備の弦を入れていてオーケストラの後ろで交換するようです。

What happens when a piano strings snaps mid-performance?

最後はピアノの弦が切れてしまった際の対応です。演奏家本人の解説もあります。

まとめ

YouTube時代になってこんな映像も簡単に検索して探せるようになりました。オーケストラコンサートという最も緊張感が高まった環境の中でトラブルにもめげず冷静に対応するプレーヤーたちには脱帽します。

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