7泊8日の徒歩旅行から戻り、荷物の整理を行なっています。せっかくなので、今回の旅行に使用した装備一覧を点検し、徒歩旅行に絶対必要なもの、あれば良いもの、なくても良いものを仕分けました。バックパックをやってみたいというかたの参考になればと思います。
目次
絶対必要なもの
これら装備は絶対に必要だと感じたものです。
装備重量 4.9kg (除く着替え、食料、水)
バックパック
これがないと始まりません。今回3F UL Gearのウルトラライトバックパックを使用しましたが、確かに軽量ではあるものの、サイズが体にあっていない事が判明しました。あと2cmほど縦方向に短ければベストフィットだったのですが、このバッグには調整機能がついていないので、おそらく引退となります。
テント
NaturehikeのVIK2テントをデビューさせました。シングルウォールでも問題なく、1kgを切っているという軽さに助けられました。しかし防湿性などを考えると本格的な登山、特に冬山などには役不足かと思います。
スマホ・モバイルバッテリー
これがなければ地図読みができません。歩行距離の記録やTwitterなども。ブログの更新もiPhoneで行いました。
エマージェンシーキット
結局使いませんでしたが、使わなかったことが成功とも言えます。
トイレットペーパー
トイレ以外にも使用した食器を拭くためなど何かと必要でした。
石鹸
顔や体を洗うのも、服を洗濯するのも石鹸ひとつで十分です
日焼け止め
ベトナムは2月といっても半端ない紫外線なので日焼け止めは美容のためではなく健康を守るために必須です。
歯ブラシ
なかなか良いトラベル用歯ブラシが売っていないのでごく普通のものです。
虫除け
テント泊に限らず、モーテルやホテルでも蚊がいる場合が多いので必須です。
グラウンドマット
バックパックに収まるように長さ、横幅ともにカットして小さくしました。
エア枕
ダイソーの安物ですが大活躍でした。
シュラフ(コットン)
室外気温が23-4度近くあったので、コットン製のシュラフで十分でした。
水筒
普段飲む水はペットボトルを携行していましたが、予備の水として1.2Lのボトルをバッグに入れておきました。
アルコールランプとアルコール
単にお湯を沸かすだけであれば、アルコールランプで十分かと思います。食料もお湯だけで食べられるものを主体としました。
シェラカップ
お湯を沸かすのも、料理を食べるのも、コーヒーを飲むのも1個のシェラカップで使い回しました。
折り畳みスプーン
流石に手では食べられないので・・・・
浄水器
多分これがなければ途中で死んでたと思います。水がなければ人間は行動できません。
ヘッドランプ
登山の場合、何を忘れてもヘッドランプだけは忘れるなと教わりましたが、バックパックも同じです。周囲が暗くなると全く身動きが取れなくなります。
バンジーコード
歩行中に荷物が揺れると体力が奪われるので、バンジーコードなどで固定します。
日傘
これがあるのと無いのでは5度近く温度が変わります。
ポンチョ・雨具
今回は乾季なので使用しませんでしたが、どんな時でも雨具は必須です。
マスク
これがないと公共交通機関や公共の場所に立ち入りできません。
現金・パスポート・クレジットカード
ベトナムでは国内移動でもパスポートは必須。クレジットカードは使いませんでしたがいざという時のキャッシングのため。
犬よけ機
ベトナムの田舎では野犬がいたり、飼い犬でも放し飼いになっているので、毎日必ず犬に吠えられます。超音波犬よけ機があれば、襲ってくる犬を一瞬怯ませることができます。
持っていって良かったもの
これら装備は今回持っていって良かったものですが、どうしても軽量化が必要な際は置いていくもの候補です。
装備重量 1.15kg (除く着替え、食料、水)
サンダル
テント設営をした後、ホテルに着いた後などはサンダルが楽でした。
折りたたみ式椅子
Naturehikeの折りたたみ式椅子を持っていきましたが、長い歩行の途中、座る場所がないところで休憩した際に役立ちました。
ミニ三脚
自撮り用です。
サングラス
度数があまりあっていないのであまり使いませんでしたが、どうしても紫外線が強い時に重宝しました。
五徳ナイフ
あまり出番はありませんが、食料をカットしたり、封を開けたりする時に便利です。
テントランプ
あまり目立ちたくないので、テント内での使用は限定的ですが、モバイルバッテリーとしても使えたので助かりました。
ウェットティッシュ
顔や体を拭くためもありますが、ほとんどは食事をした後にコーヒーを飲むためにカップを拭くために便利でした。
髭剃り
結局一度も使いませんでしたが、都市部に入る際には身だしなみを整えることが必要でしょう。
不要だったもの
これら装備は不要だったものです。実際、旅の途中でいったん帰宅して、自宅に置いてきました。
装備重量 5.2kg (除く着替え、食料、水)
文具セット
ボールペン1本で十分です。
交換レンズキット
1泊2日程度の旅であれば持っていっても良いかもしれませんが、長期移動では交換レンズを持ち歩く余裕はありませんでした。
シュラフ
22°C用のシュラフは嵩張るし、結局暑いので使いませんでした。
バンダナ・ネックウォーマー
手ぬぐい1本で十分でした。
ドローン
初日のみ使用しましたが、ドローン撮影をする余裕はありませんでした。
傘(大型バックパック用)
小型の傘1本で十分であると思います。
焚き火フード
海岸線では風が強すぎて焚き火は危険だと思いました。結局使いませんでした。
折りたたみ式ハンガー
洗濯ができる宿などで置いているハンガーを使えば十分です。
折りたたみ式水タンク
水筒と重複していました。
ジェットボイル
クッカーとヒーターが一式となっているもので、瞬時に湯が沸かせるのは便利ですが、予備のガス缶の重量を考えると重すぎます。
ストック
使いませんでした。
まとめ
上の装備以外に食料と水と着替えが必要ですので、さらに3〜4kgが重量として加わります。
絶対に必要な装備だけの場合はそれでも7.9kg〜8.9kgなのでかなり軽量です。この重さであれば荷の重さが原因で歩けなくなることはないと思います。
あれば良いものを含めた場合は9.05〜10.05kg。まずまずの重量でしょう。背負えるのであれば持っていって良いと思います。
不要なものを含めての場合は、20.3〜21.3kgで、長期間にわたって長時間歩行をするには全く適しません。
もちろん個人差はあると思いますがトータルで10kg前後に抑えることが軽快な活動には必要なのではないかと思います。