チェキでアートっぽい写真が撮れるInstaxモノクロームフィルム

最近チェキの魅力を再発見して日々持ち歩いています。チェキで撮影した写真は、最新のスマホに比べると色が褪せていてピントも甘いですが、失敗も含めてやり直しがきかないのがフィルムカメラの楽しさです。

2−3年前に発売されたチェキのモノクロームフィルムですが、ベトナムでも購入することができるようになっていました。

私が購入したのはBITEXCOタワーにある富士フイルムのショウルームで、10枚入りで190,000 VND、1枚あたり19,000 VND(約88円)と結構な値段です。19,000 VNDあればコーヒーを飲んでもお釣りが来る値段なので、日本の物価で考えれば1枚300円程度の価格感です。気楽に撮影できる値段ではありません。

早速、チェキにモノクロフィルムを装填してサイゴンの街中を歩いてみました。

  
  

写真は全てGoogleフォトスキャンでスマホに読み込んだものですが、実物はもう少し淡い感じの白黒写真です。この日は曇り時々雨の日中だったのですが、屋外写真はほぼうまく撮れています。中断右端の建物は高島屋横のパスター通りにある鳩舎跡ですが、この写真だけは逆光で黒くつぶれてしまいましたが、そのほかのものは結構狙った通りです。

 

こちらの写真は雨の中、走っているバイクを流し取りしたものですが、荒れた粒状感とブレが逆に雰囲気になっています。

チェキのレンズはデジカメやスマホに比較してもプアですし、チェキフィルム自体がさほどクリアにプリントできるわけではありませんが、やはり上手くいったときの喜びはデジカメにはないものがあります。これからも散歩にはチェキを持ち歩いてしばらく撮影したいと思いますが、フィルムの値段の高さだけが頭が痛いところです。

 

 

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