サイゴン生活

【仕事】ホーチミン高島屋の生パスタレストランJINJINでフードブロガーイベントを開催。ベトナムでスパゲティは市民権を得るのか?

JINJINはサガミチェーンがホーチミン高島屋にオープンした生パスタ専門店です。今回、ベトナムサガミのご依頼を受けてフードブロガーイベントのお手伝いをしてきました。 ベトナムのスパゲティ市場 ベトナムはフォーやブン、ミィなど多くの種類の麺を抱える麺大国ですが、スパゲティはまださほど市民権を得ていません。マカロニがすでにベトナムローカル料理として一般化している事に比べて、スパゲティがあまり浸透していないのは不思議ですが、5〜6年前まではピザも同様の扱いでした。特にチーズの発酵臭が苦手なベトナム人が多かったのですが、今では若者を中心にピザは市民権を得ています。 フードブロガーイベントを企画 日本ほどまだ数は多くはありませんが、ベトナムにもブロガーと呼ばれる人々がいます。自分のブログではなくてもfoody.vnなどフード系SNSで情報発信を行っているユーザーも多くいます。今回、フードブロガーを招待して生パスタの試食会とアンケート調査を実施する事になりました。 イベントで最も大変だったのは本当に本人が来るかどうかイベント当日になるまでわからない事でした。結婚式だって招待をしても本当に来るかどうかはわからない国です。イベント開催日まで3、4回も連絡をして本当に来てもらえるかどうか確認を取るなどして参加者の確保が一番大変でした。 やはりさすがブロガー。興味のある事には熱心だった しかしやはりさすがに自分で日々情報発信しているだけあって、参加いただいたブロガーの皆さんは興味津々で、非常に熱気あふれるイベントになりました。 JINJINではパスタを店内で作っているのですが、実際に麺を手にとってみたり、切れ端を味見したりと色々試しています。 本格的な一眼レフを持ち込んで撮影 生パスタの製造工程を見学 しっかり味見をしながらアンケートに答えてくれます アンケートの紙面が足りなくて裏面にまでびっしり意見を書き込んでくれるブロガーもいて貴重な意見を得ることができました。 最後は皆で記念撮影。わきあいあいとした雰囲気でイベントとしては大成功でした。 まとめ ベトナムでは比較的安易にFacebookのいいねを「買う」ことができます。数百ドルの現金を支払えば1000人近い「いいね」を表示させることは可能なのですが、実際「いいね」が実売に結びつくかどうかといえば疑わしいようです。身近なベトナム人に聞いてもそのことはよく知っていて、Facebookの評価はあてにならないと考えているようです。 リアルなイベントは手間もかかりますし、必ずしもすべてのブロガーが好意的な意見を書いてくれるわけでもないので危険性もあるのですが、ブロガーの背後には数十人から数百人の読者がついています。安易な広告を行うよりも、実際に顔をあわせるイベントはリアルな意見をくみ取ることができる良い機会です。こうした地道な活動が固定ファンを増やしていく事になれば良いなと思います。

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最近 #GrabBike をオーダーするとオーダーを受けた本人じゃないドライバーが来ることがあるように思う。再外注しているのかな?

GranBikeはスマホからオーダーして相手が決まると、地図上で本人の場所確認ができるのですが、どうも違うドライバーが来ることがあるようです。ドライバーは誰でも良いと言えば良いのですが、しばらく待たされることがあるのでちょっとイラッとします。どうもドライバー間で再外注をしているように思います。

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Tchaikovsky Symphony No.5 Mov.4 (1) Mravinsky, Leningrad Philharmonic – YouTube

この直前にバーンスタインのチャイコフスキー5番を聴いたのですが、圧倒的にムラヴィンスキーの方が良いです。こういう曲は独裁者じゃないと弾けないんじゃないかと思います。曲の最後の最後、まだ終わっていないのに指揮を止めてメガネを外すシーンがありますが、こんな指揮者の下では怖くて緊張感の中で演奏しなければならないのではないかと想像します。

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Mobifoneをチャージしたのにチャージできない。解決策はアナログな方法だった。

長年ベトナムに暮らしてきて、携帯電話の料金はプリペイドカードでチャージを続けてきたのですが、Mobifoneの新規カードをチャージしようとしてもチャージできないという問題が発生。 すぐさま購入したお店で確認してもらったのですが、解決策はとても原始的な方法でした。お店からMobifoneに電話して、チャージするカードの番号と携帯電話の番号を口頭で伝え、電話局側でチャージするという方法。ある面、こういうアナログな対応の方が確実かもしれません。  

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Kindle paper whiteは屋外で威力を発揮する

昨日手に入れたkindle paper white早速読書三昧。Kindle Unlimitedからダウンロードした本をインストールして近所のカフェに来ています。 室内でみていた時はさほどではなかったのですが、屋外の自然光の中で電子ペーパーは本当に美しい。字の美しさはオフセット印刷を超えています。 以前iPad miniを持っていた時もほとんど電子ブックとしてしか使っていませんでしたが、軽くて美しいkindleに軍配が上がります。

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サイゴンのkindle専門店はイケてない場所で売っているイケてる店だった

  Kindle unlimited の加入で急にKindleが欲しくなったのでネットで調べてサイゴンでkindleを売っている店に行ってきました。 予想以上に民家です(笑)WEBサイトはかなりクリーンなデザインだったので期待したのですが。 372 Dien Bien Phuのヘムを入ったところにありました。 住所を知らないとここでkindleを売っているとは思えないでしょう。怪しさ満点ですが、サービスは良いように思います。新しいKindle Paper Whiteを購入している途中にも何人かの読書好きそうなベトナム人が来店していました。

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さすがベトナムの縫製クォリティ。GR用の革ケースのフラップが外れて無くしそうだったので、路上のミシン屋さんで固定してもらった

GRの革ケース。本体にぴったりフィットしてお気に入りなのですが、フラップ部分の固定が弱くて何度も路上で落としてしまいました。いつ落とすかもしれないと思うと気持ちが悪いので、思い切って固定しました。 さすがベトナムの縫製品質。D環の上の縫い目を使って固定しています。外観からはまったく純正品と区別がつきません。 内部も2cmほど黒い糸で縫っているだけのようですが、ボタンのところまで完全密着。これでフラップを紛失する心配はなくなりました。ちなみにかかった費用は15,000VND(約75円)。激安です。 日本だとフラップを外してホルスターのようにGRを持ち歩いても良いのですが、ベトナムではフラップがなければ人混みで盗難に合う可能性大です。これで以前よりも安心してGRを持ち出すことができます。 ベトナムGood Jobでした!

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#Eye-fi の旧モデルのサポートが終了するのでEye-fi X2 Utilityをダウンロードした

旧型のEye-fiは2016年9月15日以降使用できなくなります Eye-fiは旧モデルのサポート打ち切りと使用停止をアナンスしています。対象モデルは以下の通り オリジナルpre-X2の全製品 (オリジナル、ホーム、共有、探索、ビデオ共有、ビデオ探索、プロ) 4GB Geo X2 4GB Connect X2 8GB Explore X2 8GB Mobile X2 8GB Pro X2 16GB Pro X2 Visioneer X2 Sandisk X2 Eye-Fi Windows デスクトップソフトウェア (Eye-Fi センター) Eye-Fi Mac デスクトップソフトウェア (Eye-Fi センター) iOSのEye-Fi アプリ AndroidのEye-Fi アプリ Eye-Fi センターウェブアプリ (center.eye.fi) 一方的にサポート打ち切りというのはアメリカらしいというか、なんとも乱暴な話ですが、本日旧モデルのEye-fiをダイレクトモードで使用することができるEye-fi X2 Utilityがアナウンスされました。 Utilityのダウンロードとインストール 送られてきた案内メールのリンクはリンク切れ(爆)でしたので、自力でダウンロードページを探してきました。ユーティリティのダウンロード先は以下のページです: Download Eye-Fi X2 Utility Mac版の場合はPKGファイルですので、ダブルクリックをしてインストールします。インストール前に現在起動中のEye-fi ユーティリティは終了してアンインストールする必要があります。 実際にインストールしてみた Eye-fi X2ユーティリティは常駐型アプリですので、メニューバーに常駐しています。 Eye-fiカードとMacはダイレクトモードでの転送になります。転送速度は感覚的には以前と同程度だと思います。 以前のようにWifiを登録して転送する方式ではなくなったので、いちいちネットワークを切り替えるのは不便ですが、とりあえず旧型のEye-fiカードを破棄する必要はなくなったことは良かったと思います。 追記:Eye-fiは会社そのものが無くなるようです。 詳細はこちらから

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2枚の写真からベトナムでの経営マネジメントについて考えてみた

  ベトナムのある日のある店舗での風景 下の画像は先日Tweetした画像ですが2枚の写真を元にベトナムのマネジメント事情について考えてみたいと思います。 左の写真は入店前。多くの人々が列をなして入店を待っています。右の写真は入店後の風景。本来は大繁盛で結構なことであるはずなのですが、現実は深刻な状況です。 入りたい客が入れずに待たされており、この時は私は20分ほど待たされました。また多くの客が列に並ぶのを諦めて他店に流れていました。ところが入店すると半分近くの席が空席のままです。 原因はこの店舗は入店前にメニューを選んで前金を支払うファーストフード形式なのですが、2台あるレジのうち1台しか担当者がおらず、しかも列の先頭の客がメニュー内容が理解できずに5分近くああでもないこうでもないと話をしているためレジ処理が進まないという状況でした。 本来なら開いてるレジに助っ人がはいるべきなのだが 本来なら2台のうち1台のレジが空いているなら、助っ人が入ってレジ作業を助けるべきなのですが、ホールスタッフはのんびり構えて談笑しています。 「外でお客様が待っているから早くご案内してまずは席についてもらう」という発想は一般的な日本人の考え方ですが、ベトナムでは通用しません。なぜなら・・・ ジョブ・ディスクリプションに書かれていないことはしないベトナム人 ベトナムでは一般的に雇用時にジョブ・ディスクリプションを交わします。あなたの仕事はこれこれですよということを契約書に明記して、その作業以外を命令することは契約違反になります。 サッカーでいえばフォワードで採用された者はフォワード以外の作業はしない、バックで採用されたものはデフェンス以外の作業はしないということです。フォワードが得点のために走って前進しているのに、バックは後ろでだらだらしているという状態です。もちろんサッカーチームの本来の目的はゲームに勝つことなので、例えば、あと3分しかゲーム時間が残っていない状況では全員が得点のために敵陣地に前進しなければなりません。 状況に応じて機敏に動くということができないのがベトナム人の気質です。 ジョブ・ディスクリプションに書けない仕事が増えている 少し前に読んだ米国の経営管理の論文で、自分のポジション以外の仕事を積極的にやろうとしない社員は「首だ」という話がありました。ある部門Aと部門Bを組織化し顧客対応をさせると必ずAでもBでも対応ができない要求が起きてくる。そのためにAとBをつなぐ部門Cを新設したところ、さらにAとC、BとCをつなぐ新しいセクションが必要になってくる、ジョブディスクリプションに記載されていない仕事を積極的にやらない社員は結局首にする方が良いという話です。 例えばこれが工場労働のような場合であれば比較的部門の設定と業務内容の明確化は容易なのですが、サービス産業となるとそうはいきません。日々、思ってもいなかったような要望や要求が顧客から求められ、それに対して機敏に対応しなければなりません。とにかく瞬発力が求められるのですが、このような瞬間的な判断力と瞬発力はベトナム人が最も苦手とするところです。結局上で書いたような笑うに笑えない状況が起こるのです。 使えないマネジャー ベトナムで一番悩ましいのが使えないマネジャーが多いことです。経営者がマネジャーに指示を出しますと、当然、マネジャーは現場に指示をだします。ここからが日本との違いですが、数日たってマネジャーに「あの案件はどうなった?」と尋ねると、だいたいの返事は「誰それに指示をだしました・・・」という回答で終わりです。いやいや、あなたに頼んだのは業務を遂行することであって、業務命令を現場に出すことではありませんよと言っても、結局答えられずにしどろもどろになるのが大体の結果です。さらに悪いことに現在どのような状況になっているのかマネジャーが把握していないのがほとんどです。結局、自分で現場に指示を出して確認した方が早いという馬鹿みたいなことが起こります。 どうマネジメントしていくべきか 誰でも自分に与えられた仕事以外のことを命令されると嫌なものです。普段、慣れ親しんだ自分の仕事ではないし、それをやったからといって高く評価される訳ではありません。しかしそれではゲームには勝てません。 マネジメントの役割はいかに勝てるチームをつくるかということです。そんな時私は上で述べたサッカーチームの話をします。結局、担当者は状況が見えていないことが多く、なぜ今その仕事が必要なのかが分かっていないのです。仮に理解をしたとしても、やはり自分の仕事ではないという意識がどこかに残っていて、気持ちの良い結果が得られることはあまり多くありません。 韓国企業のように軍隊式に有無を言わずやらすという方式もありますが、なかなか日本人には出来ません。こういう面では欧米系の企業の方がもっとスマートに経営をやっているように思います。やはり長年、植民地経営と奴隷支配を行ってきた歴史があるからかもしれません。 和を以って尊しとなすの日本式ではうまく回らないように思います。悩ましいところです。  

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今日は高島屋地下のJINJINでランチ。生パスタがうまい!

仕事で高島屋にきたので今日のランチは地下街のJinJinでパスタにしました。この店の特徴は、店内で作った新鮮な生パスタを使っている点。家でいつも食べてい乾麺のパスタとは違った味が楽しめます。 サイゴンで美味いパスタが食べたくなったらおすすめです。

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