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今年は中東が騒がしかったのでWest-Eastern Divan Orchestraの第九を聴いて来年の平和を祈った。

2015年はいろいろありましたが、今年印象に残っているのはイスラム国とシリア難民でした。そこで今年はバレンボイム主催のWest-Eastern Divan Orchestraによる第九を聴きました。演奏はPRMOSでのものです。 West-Eastern Divan Orchestraは中東平和実現を望むバレンボイムとパレスチナ系文学者のエドワード・サイードによって設立されたオーケストラで、イスラエル、シリア、レバノン、ヨルダンなど対立する国々のメンバーから構成されるオーケストラです。未だ中東平和は実現されておらず、バレンボイムも年をとったなという印象ですが、その分自分も年をとったわけです。 もともと年の瀬に第九を聴くというのは日本人が始めたらしいのですが、今では海外でも年末に第九を聴くようになっているようです。 忙しい年の瀬に約1時間半、来年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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クリスマスのクラシック定番チャイコフスキーの「くるみ割り人形」をゲルギエフ&マリインスキーで鑑賞

マリインスキー・ゲルギエフによるくるみ割り人形。もともとこの劇場での初演のために書かれたチャイコフスキーの名曲です。 クリスマスに聴くクラシックといえばやはりチャイコフスキーがお勧めです。常夏のホーチミンではどうも雰囲気が出ないのですが、せめてこの時期くらいは聴きたい一曲です。バレエやクラシックに縁遠い人でも通しで聞けばああ知っているという曲が満載です。 ゲルギエフのロシア=スラブ的な指揮も素晴らしいのですが、削ぎ落とされた肉体と、精神的にもハードな競争社会に生きるダンサーたちにストイックさを感じて感動しております。 マリインスキーは死ぬまでに一度ナマで見たいです。

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山田一雄のモーツアルト・ジュピター。圧巻の指揮なのは言うまでもないけど、目を閉じて耳をすませば非常に美しい完璧な演奏だということを実感。

亡くなる1年前、1990年のサントリーホール。 晩年とは思えないパワフルな演奏。 この指揮演奏を聴くと天馬に乗った山田先生が宇宙を駆け抜けているような気がします。 YouTubeのコメント欄はほぼ全て欧米圏からのもので埋め尽くされています。 the greatest coda ever for me これまでで最高のコーダ。 This movement always makes me wanna cry… このムーヴメントを聴くといつも涙が出そうになるよ。 VERY GOOD !! THE PERFECT SPEED! NICE AND SMOOTH.. unlike others that sound so choppy.. this one i like. とても良い!!完璧な速度。美しくなめらか…他の指揮者の演奏だとムラがあるように聴こえる。 Conductor is the best part of this video, you can watch him without music 🙂 指揮者がこのビデオのハイライト。音楽なしで観ても最高:) こちらは若き日の山田一雄先生の千人の交響曲初演。(6:46〜) こういう爺さんになりたいものです。

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ティーレマンのベートーベン。なんか変な人だという違和感が最後には大感動。

もう最初から変な人です。 ベートーベンの第5交響曲といえば最初のダダダダーンが一番の聴かせ場なのに、ピョンピョンと跳ねるように舞台に上がったかと思うと、観客の拍手が終わらないうちに曲が始まってしまいます。 明らかに観客の期待するベートーベンではなくて、聴者の期待とずれたまま、どんどん曲が進んでいってしまいます。 第4楽章などはもうオケがついてくるのがやっとの早弾きで、大丈夫かと観ている方がハラハラしますが、最後には大感動。 Wikiで調べたらカルロス・クライバーの代役もやった人なんですね。ドイツ正統派指揮者のアブノーマルなパフォーマンスでした。

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