オリンパスレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZを”修理大国”ベトナムで修理

故障したままほったらかしだったM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

このレンズはオリンパスのキットレンズでパンケーキサイズながら14mm広角から42mm中望遠まで(35mm換算で28mm〜84mm)をカバーするとても便利なレンズです。
沈胴式レンズで電源をオンにするとレンズが伸びる方式ですが、アウトドアで使用するには軽量コンパクトで重宝していました。
しかし昨年の4月頃キャンプに行った際に胴体部分が中途半端に伸びたまま画面には何も写らず、シャッターを押せないというトラブルに見舞われてしまいました。その後間も無くベトナムがロックダウン状態になったこともありそのまま放置していました。

同様のトラブルが数多く報告されている

Googleを調べたところ、オリンパスのこのキットレンズに関しては同様のトラブルが多く報告されており、実際に分解して原因を調べた報告も上がっていました。
それらによると、可能性として高いのはレンズ内に収納されたフレキシケーブルが断線してしまったことによるようです。

Lazadaでは交換パーツとしてフレキシケーブルも出品されており、思った以上に同様の故障が多いのかもしれません。

代替レンズを購入しようかと思っていたのだが

ここ数日、14mm〜17mm近辺の交換レンズが欲しくなりネットを調べていたのですが、「待てよ」と思って「sua ong kinh(レンズ修理)」でネットを検索してみたら、ホーチミン市内にも結構な数のカメラ修理業者がありました。

以前、Olympus(日本)のサービスに連絡をとった時、散々な回答でほぼベトナムではOlympus製のカメラは故障したら修理は不可能だと諦めていたのですが、よくよく考えてみればiPhoneでもPCでもベトナムは修理大国です。

メーカーサポートが受けづらいベトナムではなんでも自分で修理してしまう文化が根付いています。

Bệnh Viện Máy Ảnh Việt Nam

レンズを持ち込んだのはBệnh Viện Máy Ảnh Việt Nam(ベトナムカメラ病院)というそのものずばりの名前です。

しかも場所は私の自宅から5分のところなのですぐ訪ねてみました。

場所はファングーラオの1本路地を入ったところで比較的便利なところです。この通りには昔JTBのオフィスがあったのでたまに来ました。というより、このビルは以前オフィスの移転をおこなった時に内見をしたビルなので中の様子もよく知っているビルでした。

お店は1Fのエレベーターを降りたすぐにありますが、小さな看板がかかっているだけなので少し入りづらい雰囲気です。

内部は男性1名とアシスタント1名といった感じで、雑然としていますが、結構な数を修理していそうです。またGoogleでの評価も口コミ26件で評価5なので腕は確かであるようです。

残念ながら英語はカタコトも一切通じません。私の方でDuolingoで学習したつたないベトナム語で意思疎通しましたが、しばらく預かって中を調べ、その上で見積りを出すということのようです。

預かり証にもKiem Tra(チェック)という表示が見えます。

続く

ということで今回のブログはここまでです。次回以降、修理が可能であったかどうか、いくらかかったかを含めてレポートしたいと思います。

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