チーム内で画像や文書を共有できるクラウドサービスSliteを使って見た

 

チームで文書や画像の共有ができるSliteを試して見ました。いわゆるビジネスWikiと呼ばれる分野のクラウドサービスで、競合相手としてはDropbox PaperScrapboxなどがあります。

リンク: slite.com

 

画面構成

画面は標準的な3ペイン構成となっています。一番左からチャネル、ノート一覧、ノートというレイアウトになっていて自分がどこの何の文書を作成しているのかがわかりやすく表示されます。左のサイドバーは非表示にして文書作成に集中することもできます。Dropbox Paper同様、シンプルな入力画面で好感が持てます。チャネルはいわばチームのようなもので、チャネルに登録したユーザー間で情報を共有することができます。

文書編集

Sliteでの日本語入力と編集は全く問題ありません。

文書編集は文書を選ぶとポップアップが表示されます。左から、ボールド、イタリック、リスト、タスク、ヘッダ1、ヘッダ2、リンク、他のノートへのリンク、コメントという構成で、まるでDropbox Paperの機能をそのままコピーしたのではないかと思うくらい相似しています。

さらにショートカットで多くの編集機能を利用することも可能。

Dropbox Paperに比べても全体の動きはサクサクしていて言うことありません。

豊富なテンプレート

Sliteには英文ですがあらかじめ多くの文書テンプレートが用意されています。新入社員が入社した時の入社案内や企業理念の説明など使えそうなテンプレートが多く用意されています。

モバイルアプリがない

Sliteの致命的なのはまだモバイルアプリ(iOS/Android)がない点です。文書作成アプリはモバイル対応が必須なので、ここは痛い点ですが今後の開発に期待です。

まとめ

ほぼDropbox Paperと言って良いのではないでしょうか。現時点ではモバイルアプリがあるDropbox Paperの方に軍配が上がります。わが社ではビジネスWikiを導入して半年以上経ちますが、社内共有よりは社外クライアントとの情報共有、特に、プロジェクトの進捗報告に威力を発揮しています。今後このようなビジネスWikiを導入する企業は増えていくものと思いますが、Sliteはその有力候補の一つだと思います。

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