今日は久しぶりにフルの休みなのでサイゴンのあまり知られていない歴史スポットを散歩したいと思います。このブログはリアルタイムに更新します。
目次
9:40 Nhu Lan
今日はまだ朝ご飯を食べてないので、とりあえずNhu Lanに来ています。ここが散歩の起点です。
9:45 バインミーオプラ
ニューランでバインミーオプラと頼んだらちょっと変な顔をされたのでメニューを見たらニューランではバインミーオプラは載ってませんでした。なんか無理やり頼んだ格好になりましたがバインミーオプラが出てきました。
10:05 旧アメリカ大使館
1950年代に作られた最初のアメリカ大使館です。今は銀行大学の本部になっています。昔ここで爆弾テロがあり、CIAの女性局員がなくなりました。今でもCIAの女性局員がなくなったのはただ1人だということです。
10:09 大南公司本社跡
戦前に裸一貫で渡越しベトナム独立のため暗躍した松下光廣の大南公司本社跡です。今ではカフェやバーになっています。
10:15 4区に渡るカンホイ橋
日本軍が仏印進駐したときは、この橋を自転車に乗ってサイゴン入城しました。
10:27 サイゴン港のマスト
このサイゴン港のマストもかなり古くて19世紀からあったものです。その昔は一階にバーがあったとのこと。
10:35 モン橋
エッフェル塔の設計者エッフェルが設計した橋。つい近年までこの橋がエッフェルのものだとは知られてなかったんですが、日本の土木建築家がエッフェル設計のものであることを再発見しました。
このミントグリーンの色は3年ほど前に塗り替えられたものですが、なんでこんな色に塗り替えるんでしょうかね。もともとは灰色でシックな色だったのですが・・・。本当は世界遺産になってもおかしくないほど由緒ある建造物です。
橋の近辺は撮影スポットになっていて結婚写真の撮影などが行われています。そして馬鹿者が落書きをしていました。
10:40 ベトナム中央銀行
フランス植民地時代はここが植民地金融政策の拠点となっていたところですが、現在はベトナム政府の国家銀行となっています。
10:46 Nguyen Cong Tu通り
サイゴンの金融街です。日本で言うと兜町のようなところでしょうか。今日は日曜日のため閑散としています。
一部には間口の狭いベトナム式の民家が残っています。一階はカフェや食堂ですが2階はフランス窓の古い建物がそのまま残っています。
こんなところにBun Cha Hanoiの店があったので今度来てみます。
10:52 サイゴン証券取引所
最近はベトナムの株も調子が良いようです。年内にSabeco(SAIGON Beer Company)の上場も予定されているようです。
10:57 Lau De 214
サイゴンでは大人気だったLau De(ヤギ鍋)発祥の地。最近は一時期の勢いがなくなってきました。
代わりに隣にできたのが韓国式焼肉の店。まだ看板工事をやっていますので出来立てだと思います。サイゴンの飲食ビジネスは弱肉強食です。
11:09ホーチミン現代美術館
もともとこの大邸宅はサイゴン一の不動産王と呼ばれたフイボンホアの自宅兼事務所でした。
フイボンホアは中国広州の出身で15歳でサイゴンにやって来て、フランス人の元で働いていました。やがて独立して質屋を始め、その後不動産業に進出。マジェスティックホテルやトゥーヨー病院などはフイボンホアの開発によるものです。
サイゴンではこの建物には夜な夜なフイボンホアの娘の幽霊が出るという噂ですが、本当はフイボンホアには娘はいませんでした。
11:20 モダンアートカフェ
マンゴージュースうまいです。
11:37 ベンタン市場前
まだ地下鉄工事は始まったばかりで9月23日公園の間に柵ができているだけですが、これからここは大きく変わります。
おまけ
現代美術館の周囲にある露天はほぼ全て盗品です。主な商品は靴、サングラス、ヘルメット、ACアダプターなど。それでもこのあたりの開発がすすんで盗品露店の数はへってきましたが、あと数年すると無くなってしまうでしょう。