いよいよAsanaにガントチャート機能が実装。今後の開発ロードマップも発表。

プロジェクト管理システムのAsanaにいよいよガントチャート機能が実装されました。AsanaではTimelineと呼んでいるようです。サービスは有料版のみの提供となっていますが、しばらく前にタスクの完了予定日に加えて開始日が実装されたので、ガントチャートが実装されるのではないかと予想していましたが、その通りになりました。

ざっと見たところガントチャート上でのドラッグ&ドロップ、タスク間の主従関係の設定、全体スケジュールの調整などがマウス操作だけでできるようになっています。複雑なシステム開発やWEB開発などを効果的にスケジューリングするために有効な機能だと思います。

 

ガントチャートのリリースと同時に、本日ファウンダーのローゼンスタインによる「Asanaの未来」というYouTubeビデオが公開されました。このビデオを見ると今後のAsanaの開発ロードマップが示されていて、なかなか興味深い内容になっています。

 

 

朝出社すると自分が今日何をやらなければならないかが表示されます。

チーム間でどのようなタスクが行われているのかを一覧表示

担当者の負担が大きくなるとOVERLOADEDと表示されます

システムが判断してタスクを自動的に各担当者に割り振ります

プロジェクト間の進捗状況を一覧表示。これは早く出して欲しい。

全社各部門をビジュアルで表示

 

プロジェクトサマリーをスケジューラーとバーンダウンチャートで表示

まとめ

システムの柔軟さと導入のしやすさでAsanaはプロジェクト管理システムの中でも高いシェアを誇っていますが、さらにプロジェクト管理機能を高める方向に動き出しているようです。多機能化を行うと管理が煩雑になるという側面もありますが、シンプルで柔軟性の高いAsanaであれば機能を意識させずにプロジェクト管理をしてくれるのではないかと期待しています。特に人工知能を使ったタスクのアサインや部門間の連携機能などは大いに期待しています。

 

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