CNBCによるとUBERが東南アジアの事業をGRABに売却する予定とのことです。
GRABはすでにこの地域で95%のシェアを持っており、SOFTBANKから25億ドルの出資が予定されています。
一方、UBERの東南アジアにおける損失は61%も急上昇しており、2017年の損失額は45億ドルに上る見込み。UBERはすでに中国の事業を売却した実績があり、CEOのDara Khosrowshahiも近年のUBERに対する汚名をそそいで収益性の高い事業にフォーカスをしていくことを宣言しています。
相対的にGRABよりUBERの方が料金が安く、アプリの使い勝手も良いため、以前はGRABを利用していましたが、現在ではUBERに一本化しています。またUBERの領収書はクラウドで会計ソフトとも連携できるので経費精算の手間が省けて重宝していたのですが、ベトナムから撤退となると残念です。カーシェアリングも普及から競争の時代に移って、淘汰が始まってきました。エンドユーザーにとっては好ましくない状況です。