【YouTubeクラシック】長野フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲第5番《運命》

YouTube 4Kは非常に高音質

先月購入した中国製のオーディオアンプS.M.S.L SA-36Aですが、1ヶ月半ほど毎日使用してかなりエージングも進んできました。

私がオーディオに求めているのは音の速さです。音は物理的に空気中を秒速340mで進むので速いも遅いもあったものではないということはすぐにわかりますが、ここでいう速さとはレスポンスが良く、トランジェント特性(過渡特性)が良いということです。

例えば交響曲ではティンパニー奏者は打面に手を当てて音を止めますが、その後もホール内には残響音が残っているため、手で音を止めた後もかすかにその音が残っています。良いオーディオセットはこのような残響音も確実に再生してくれます。

S.M.S.L SA-36Aは安いアンプですが、スピードがありECLIPSEとの組み合わせはバッチリです。

一体感のある演奏に感動

今回視聴した長野フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲第5番《運命》は非常に音質が良く、弦楽器に弓が当たった時の立ち上がり、指揮者が指揮台の上で移動した時の台の軋みまで忠実に再現してくれていました。

正直、地方オーケストラなので、ベルリンフィルやウィーンフィルのようなレベルではありませんが、第五を一緒に作り上げていこうとする楽団員の気持ちや演じ終わった後の開放感まで収録されていて大変感動しました。

YouTubeの4K動画は映像の美しさに目がとらわれがちですが、音質も非常に良く、実際に会場で聴いていたような感動を得ました。いや、むしろ現場にいるよりも細かな点まで再現されているのではないかと思います。感動で目が熱くなってしまった映像でした。

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