マルタ・アルゲリッチとシャルル・デュトワ夫婦の1975年の共演。若いです。この後、二人は日本公演を期に離婚しますから、かなりギクシャクしていた頃なのではないかと推察します。
アルゲリッチのピアノは火を噴くような演奏で、まるで打楽器のようにピアノを扱います。どうみても妻の方が勝っています。
ふたりとも日本と縁が深く、デュトワはNHK交響楽団の常任指揮者を努めましたし、アルゲリッチは別府アルゲリッチ音楽祭のため、毎年来日しています。
アルゲリッチのチャイコフスキーピアノ協奏曲1番はキリル=コンドラシンとのすごい演奏がありますが、映像版はこちらを紹介させていただきました。
Charles Dutoit