[今日コレ聴いた] 弾き振りって知っていますか?最もモーツァルト自身の演奏に近いのではないかと思う内田光子のモーツァルト :Mozart: Concerto for piano and Orchestra (d-minor) K.466 – YouTube

ピアノ協奏曲やバイオリン協奏曲など「協奏曲」とはオーケストラとソリストが働で演する形式を言います。オーケストラには指揮者がいますので、指揮者とソリストの絡みが協奏曲の聴きどころで、協奏曲が競争曲になったりもします。

ところが弾き振りというのはソリスト、この場合はピアニストである内田光子が指揮者を兼任するという演奏スタイルです。

クラシック音楽はある面作曲家自身のアイデアをどう解釈をするかが面白い点で、指揮者、ソリストともに独自の解釈があるのですが、弾き振りの場合は本人の解釈によって全て演奏されるわけです。

モーツァルトは作曲家であるとともにピアニストでもありました。きっとモーツァルトが弾き振りをしたのだと想像しますが、弾き振りこそ最もモーツァルトのオリジナルの解釈に近いのではないかなどと想像しています。

それにしてもこの第二楽章は美しいですね。アマデウスで涙したことを思い出します。

 

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