AsanaとInstaganttのガントチャートはどちらが使えるのか?

Asanaにガントチャート機能(Asanaではタイムラインと呼ばれています)が実装されてからしばらくたちました。一方、以前からAsanaと連動して動作するガントチャートサービスとしてInstaganttがあります。今回は実際にこれらの2サービスを比較して、どちらが仕事に使えるのかを検証してみたいと思います。

Asanaのガントチャート

AsanaのガントチャートはAsanaの機能の一つとして提供されるもので、有料会員専用の機能です。ガントチャート画面はAsanaのタスク表示方法の一つですから、タスクの担当者や期限を変更すれば自動的にガントチャート画面も更新されます。

Asanaではタスク間で親子関係を作ることができます。子タスクは親タスクから矢印線が引かれ、親タスクが完了しないと子タスクは着手することができません。また親タスクの期限を延長した場合、自動的に子タスクの開始日が変更される機能はないので、タスク期限に変更が生じた場合は一つ一つ手作業で変更をしなければなりません。

Asanaの基本的な画面はタスクの一覧画面ですが、ガントチャート機能はあくまでも補完的な機能と考えが方が良いかと思います。

Instaganttのガントチャート

Instaganttは月$10〜の有料サービスで3プロジェクトまでは無料で使用することができますが、Asanaの登録メンバーであることが利用の前提となります。

InstaganttはあくまでもAsanaの外部連携システムとして開発・提供されるもので、Asanaの開発元とは関係はありません。

外部システムなので、Asanaと自動的に同期するのではなく、その都度Sync(同期)させる必要があります。

Asanaからタスクを取り込むためには、まず、同期をしたいプロジェクトをInstaganttから選択しなければなりません。つまり、Asanaで新規プロジェクトを作成したら同時にInstaganttのプロジェクトが作成されるわけではありません。

しかしいったんプロジェクトを作成して同期させると、ストレスなく情報は同期されて、常にアップデートされた状態にできます。

Asanaの親子関係も忠実に表現されています。Instaganttは本格的なガントチャートとして利用可能です。

特徴の比較

機能 Asanaのタイムライン Instagantt
タスクとの同期 同時 ボタンをクリックすると同期
親子関係 あり あり
タスクの進捗状況 なし あり
子タスク開始日の自動変更 なし あり
タスクの進捗状況 なし あり
ガントチャートの共有機能 なし あり

Instaganttを購入する理由

Asanaに加えてInstaganttを購入するメリットは子タスク開始日の自動変更、タスクの進捗状況、ガントチャートの共有機能にあります。

子タスク開始日の自動変更

Asanaでは親タスクの期限を変更した場合でも子タスクに変更はありませんが、Instaganttでは親タスクの期限が変更されると、自動的に子タスクも移動をします。スケジュールに変動要素が多い場合はとても便利で、この機能だけでもInstaganttを導入する価値があります。

タスクの進捗状況

Asanaのタスク管理は完了が未完了しかありません。しかし複数日にまたがるタスクの場合は当然タスク内でも進捗があるわけで、Instaganntは独自の機能としてタスクごとに進捗率を数値入力することができます。当然ですが、Instaganttの進捗率はAsanaには反映されません。

ガントチャートの共有機能

Asanaの弱点の一つはプロジェクト単体を外部メンバーと共有できないという点です。プロジェクトの進捗報告をするためには、Asanaがプロジェクト単位で共有できれば良いのですが、Asanaではチームという概念を採用しているため、共有はチーム単位でしかできません。つまり、プロジェクト毎にチームを作成しなければならないのです。

しかしInstaganntはプロジェクト単位で共有機能を持っており、美しいPDFでガントチャートを出力することもできるので、クライアントと進捗状況を共有する手段として優れています。

まとめ

Instaganttを利用するにはAsana側は有料メンバーである必要はありません。したがってAsanaの無料メンバーであってもInstaganttを契約すればガントチャートを作成することは可能です。

一方、Asanaの有料メンバー機能としてガントチャート(タイムライン)機能を利用することができますが、あくまでもAsanaのタスク管理の補完的な機能でしかなく、クライアントとの共有もできません。

本格的にプロジェクト管理をするのであればInstaganttの導入は有効かと思います。

 

Asana
https://asana.com/

Instagantt
https://instagantt.com

 

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