サイゴン生活

WordPress.com for Google Docsの登場でGoogle Docsでブログを書いてWordPressサイトに投稿できるようになった!

WordPress.com for Google Docsがリリースされた 先日、WordPressの開発元であるAutomatticからWordPress.com for Google Docsがリリースされたので早速インストールしてみました。 インストールするのはGoogle Chromeのエクステンションで、WEBサーバー側は何もインストールする必要はありません。 アドオンをインストール後、Google Docsメニューのアドオン>Wordpress.com for Google Docs>Openから自分のサイトを選びます。自分が管理しているサイトが表示されるにはJetPackの導入が不可欠のようです。 上の画像がこのブログをGoogle Docsで編集している画面。普通にワープロのようにブログ記事が作成できます。 単純にGoogle Docsで記事を作成するだけなのでコーディング知識がなくてもスイスイ記事が書けます。 こちらはブラウザ上で記事を表示した状態。Google Docsで作成したイメージがほぼそのままWordPressの投稿として表示できます。 記事の更新スピードは速くもなく遅くもなく Google Docsで記事を作成し、画像を3枚アップしてみましたが、更新速度は速くもなく、遅くもなくというところ。実用上は問題ありませんが、専用のブログエディタに比べると若干スピードが遅いように思いました。 WordPress.com for Google Docsはグループ作業に最適! WordPressの記事作成は排他制御が効いていて、一人が記事を編集中の場合は他の人は同時に記事編集をすることができません。 しかしGoogle Docsなら複数の人が同時に共同作業で編集作業を行うことができます。 過去の履歴に戻ることも自由ですし、何と言っても複数ライターが共同作業できるのがメリットです。 仕事でいくつか企業向けのサイト記事を作成したりしていますので、今後は編集の基盤をGoogle Docsに移行していきたいと思います。

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長距離バスの中ではAirPodsのケーブルレスが快適

昨日手に入れたAirPods、早速、旅行で活躍中です。狭いバスの中でヘッドホンのケーブルがないのはとても快適で、ケーブルを引っ張って耳から外れることもありません。iPhoneはバッグの中でMacBook につないで充電中。操作はApple Watchで完了。エコシステムとしてうまくできてます。

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バンクシーがイスラエルに開業する「世界最悪の眺め」のホテル、ウォールドオフホテル

覆面アーティストとして世界的に有名なバンクシーがイスラエルのヨルダン川西岸に「世界最悪の眺め」のホテルThe Walled Off Hotelを開業します。 ヨルダン川西岸はWikiPediaによると ヨルダン川西岸地区(ヨルダンがわせいがんちく、アラビア語: الضفة الغربية‎ aḍ-Ḍiffah l-Ġarbiyyah、ヘブライ語: יהודה ושומרון‎ HaGadah HaMa’aravit)は、ヨルダンとイスラエルの間に存在し、現在パレスチナ国(パレスチナ自治区)の一部を形成するヨルダン川より西部の地域のこと。欧米などでは単にウェストバンク(West Bank, 西岸の意)と表現される事が多い[1]。 いわゆるパレスチナ問題の中心部でイスラエルとパレスチナを分断する壁が築かれています。下の動画でもわかるようにホテルは分断の壁の目の前に作られています。 パレスチナ問題は一般的な日本人には理解し難く、あまり社会的な関心も大きくないのが普通ですが、死ぬまでに一度は尋ねてみたい場所です。 またホテル名のThe Walled Off Hotelはニューヨークの有名ホテルWaldorf Astoriaをもじったのかなと思います。 ウォールドオフホテルは3月11日に開業予定で、下記のホテルサイトでは当日よりオンライン予約を受け付けるようです。 ホテルの前は世界最悪の眺めが広がります。 ホテルのサイトはこちらから: http://banksy.co.uk/index.html 動画はこちらから:

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サイゴンでApple Watchを修理に行きましたが高すぎるので断念

ベトナムにはApple直営のジーニアスバーはないのですが、代わりにFPTがオーソライズ・リペア・センターを運営しています。場所は以下の通り: 72B Đinh Tiên Hoàng, Đa Kao, Quận 1, Hồ Chí Minhです。 ディスプレイが取れてしまったApple Watchを持参したら直ぐに診てもらえました。ペアリングしているiPhoneを渡してシリアルナンバーを検索すると、Apple Watchの購入時期や保証状態がわかるようです。 当然保証切れの状態なのですが、どうやら修理ではなく有償交換です。価格は5,800,000VND(約28,000円)現場で悩みましたが結局修理は諦めました。 ついでに持参したMac Book Pro 2015年モデルも見積もってもらいました。これはRetinaディスプレイの表面が油成分で剥がれてしまう問題で、日本では無償修理の対象になっているようです。 ベトナムでは有償になるかと思いきや、ベトナムでも無償で交換してもらえるとのこと。しかしシンガポールに送って対応するために2週間かかるということなので、今日のところはひとまず持ち帰ることにしました。 別途ディスプレイの調子が悪いMac Book Air13inchを持っているので、まずはAirを修理してからMac Book Proを直すことにします。 対応してくれたスタッフも英語で受け答えできますし、丁寧な対応で安心しました。サイゴンでApple製品を修理するならFPTをおすすめします。

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【タイ旅行】線路がそのまま売場に変身!メークロン市場とアムパワーの水上市場

タイ2日目はバンコクから約70km離れたメークロン市場に来ました。前々から一度見て見たいと思っていたスポットで、営業中のローカル市場のど真ん中を列車が通り抜けます。 今回はアムパワーの水上市場にも足を延ばすのでオプショナルツアーに申し込んで参加して来ました。 メークロン市場 列車が到着する直前まで、市場は普通に営業していますが、到着と同時にテントをしまい荷物を移動します。日本ではあり得ない風景ですがタイ独特の合理性を感じました。 本来、市場は観光地ではありませんが、さすがに有名地だけあってものすごい人だかりです。この人混みの中でガイドブックに載っているような写真を撮ることはほぼ不可能。 下の動画は3脚の上にDJI Osmo Mobile をつけてiPhoneで撮影したものです。これだけ観光客が多いと落ち着いて撮影できるポイントはあまり多くありませんが、なんとか良いカットが撮れました。 Amphawaの水上マーケット メークロンからアンパワー水上マーケットに向かう途中、ココナッツの土産屋に寄りました。ほぼ内容はベトナムのミトーと同じなんですが、圧倒的に買い物をする観光客が多かったです。お土産とはいえ消費者を魅了する商品性とサービスが大切だと思いました。 アンパワーの水上マーケットは車を降りてモーターボートに乗り換えた後、さらに手漕ぎボートに乗り換えて水路を巡ります。 店員が鉤のついた棒でボートを引き寄せ、いわば強制的に来店させられます(笑) スマイル無料。値段は倍額です。 観光地化していますが、お店はあまり押しつけがましくなくて良かったです。 メークロン市場まではバンコクから70kmで、ツアーでなくても公共交通機関を使って行くこともできますが、時間を有効に使うならツアーがおすすめです。朝6時集合で、午後1時には市内に戻ってくることが出来ます。

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【タイ旅行】初めて?のタイ。いきなり初日からトラブル。

今年のテト(ベトナムの旧正月)はタイのバンコクに来ています。サイゴンから飛行機で約1時間半、ベトナム国内を旅行するのとさほど変わらない位置にあるのに、バンコクに来るのはこれが初めてです。実際は15年ほど前にトランジットで半日過ごしたことがあるので初めてではないのですが、きちんとした形で訪問するのは実質的に今回が初めてです。 サイゴンのタンソンニャット空港から1時間半。LCCのVietJet Airでも往復240USDと安くはありませんが、一年で最も混雑する時期のフライトなので仕方ありません。 トラブル1:日本人はタイの入国にビザは不要です! 実質1時間ほどのフライトでスワンナプーム国際空港に到着。案内板の通りに進んで入国手続きを進めます。 私が勘違いしたのはこの看板。入国時にビザが必要なのだと勘違いしてアライバル・ビザ申請のコーナーに進んでしまいました。 この日は中国からの旅行客が大変多く、アライバル・ビザのコーナーはすごい列。ビザ申請用の写真撮影(200バーツ)と列を待つのに1時間以上も待たされて、ようやく自分の番が来たと思ったら「日本人は観光ビザは不要」だとのこと。ちゃんと調べておかなかった自分が悪いのですが、入国で1時間以上もロスをしてしましました。あとで考えたらビザの列に並んでいたのは欧米人と中国人ばかりで日本人はいませんでしたが、ベトナムやカンボジアでいつもビザを申請するのが当たり前だったので勘違いしてしまいました。 ラゲッジコーナーで虚しく回るスーツケースを受け取った後、なんとか出国。最初に行うのはSIMカードの購入です。1週間分のカードで299バーツでした。 トラブル2:大渋滞のバンコク市内をホテルを探して走り回る エアポートリンクのマッカサン駅を降り、Grabのコーナーがあったのでここでホテルまでの予約を行いました。 Grabはベトナムでインストールしたものですが、タイに来るとちゃんとタイのGrabとして表示されます。慣れた操作なので予約も簡単です。 しかしGoogle Inboxで表示されている住所とGoogle Mapsで表示されている住所が異なっています。Grabを使ってGoogle Inbox に表示されている住所に向かいましたが、そこは場末の住宅街。ホテルらしきものは見当たりません。 Grabのドライバーさんにお願いしてGoogle Mapsに表示されたホテルに向かってもらいことなきを得ましたが、途中、バンコクの大渋滞に巻き込まれてしまい、ビザの時間ロスと加えて3時間遅れになってしまいました。 旅にトラブルはつきものですが、いきなり初日から洗礼を受けてしまいました。

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とうとうPokemon GoがApple Watchに対応!さっそく使ってみた。

なんとか年内のリリースには間に合ったようです。正直言ってもうPokemon Goはプレイしていませんし、ベトナムでももはや下火なのですが、せっかくのリリースなので試してみました。 起動画面です。ふかそうちにタマゴを入れて開始ボタンをクリックするとウォーキングを計測し始めます。 計測中は終了ボタンが表示されます。 近くにポケモンやポケストップがあると振動と音でお知らせが入ります。かなりの頻度でお知らせが入るので、仕事中はオフにしておいた方が良いと思います。 まだ試していませんが、タマゴをふかそうちに入れると状況がわかるようです。 どれくらいの時間、何キロ歩いているかがわかります。 ポケモンの近くに来ると表示されます。 ポケストップの近くに来ても自動的に表示されます。 まだ試していませんが、歩いた距離や消費カロリー、歩数なども表示されます。 まとめ あの騒ぎは何だったのだろうかと思うくらい下火になっているPokemon Goですが、中高年の根強いユーザーがいて健康維持のために使っている人も多いというニュースがありました。Apple Watchと連動させることで歩きながらのプレイがより簡単になりますし、消費カロリーや歩数などはウォーキングのためのモチベーションになるように思います。 それにしてもこの風景は何だったのでしょうかね。

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最近デザイン業界でよく聞く「Complexion Reduction」とは何だ?

最近、UI/UX業界でComplexion Reductionという言葉を聞くようになりました。直訳すると「複雑化の低減」(Google翻訳)ということなのですが、具体的には 1. 大きく太いヘッドラインテキスト 2. シンプルで一般的なアイコン 3. 色味の低減 が特徴です。 Complexion Reductionという造語はニューヨークのUX/UIデザイナーMichael Hortonがブログ記事として書いたことで広まり、多くのデザイナーの共感を得つつあります。 具体的にはInstagramやAirbnbやApple Musicなど、メジャーなアプリが軒並みUI/UXを白が中心のシンプルで機能的なものに変更してきたことが挙げられます。 余計な装飾を排して機能に特化し、ユーザーエクスペリエンスの向上に特化したデザインと言えるでしょう。 個人的には汎用フォームアプリのTypeFormなどもComplexion Reductionの好例ではないかと思います。 しかしComplexion Reductionにも落とし穴はあって、基盤になるアプリやWEBサイトがダイナミックで機能的なアプリやサイトであれば複雑化の低減は効果的な手法なのですが、メジャーではないアプリやサイトの場合、行き過ぎたシンプル化は逆効果です。 最後にMichael Hortonのブログ記事からComplexion Reductionの具体的な手法を紹介します。 Remove Color. Well ok, you can have one color, but use it extremely sparingly to indicate action. Everything else better be black and white. Let the content of your app bring the color. Bigger, Bolder, Blacker Headlines. You see that headline there? Bump it up about 20 to 30 pixels and make it HEAVY. Simple, Thin, Recognizable Icons. Your icons better be universal and no color allowed here either. And if you want bonus points order them left to right in this way: home, search, primary action, secondary

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The Sushi Barが17周年記念

今日は昼ご飯に久しぶりにNguyen Trai通りのThe Sushi Barに行ったら17周年記念とのことでハイドロカルチャーのグリーンプラントをもらいました。 一言で17年と言っても大変だったろうなと想像します。今のように和食店が軒を連ねる時代でもなく、ベトナム人も寿司や刺身なども食べなかったに違いありません。 急速に変化するベトナム市場で常にトップランナーでい続けることは本当に大変なことだろうと思います。

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ベトナム人社員の退職届はこんな文章で送られてくる

だいたい朝起きて最初にするのはメールの確認ですが、タイトルに「Letter of resignation」があると嫌な感じで一日が始まります。もう何度もこのタイトルは見ているので最近は免疫ができていますが、ベトナム人社員の退職届はだいたいメールで以下のような文章で送られてきます。 28歳女性デザイナー Dear sir, Please accept this resignation letter as notification that I am leaving my position with designer. The past nearly 5 months have been very useful. I’ve enjoyed working for you and our company. However, the language barrier is one of the causes of difficulties in our work and really, we’re in trouble because of this. My last day of employment will be: Monday, 08/15/2016 if you accept. Please let me know what to expect as far as my final work schedule. Thank you for the opportunities for growth that you have provided me. I wish you and the company all the best. If I can

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mamara 6th開催! サイゴンの主婦パワーはすごい!

今日は第6回目のmamaraということで2区のThao Dien Coffeeに行ってきました。午前10時半のオープンでちょうど時間通りに到着したのですが、すでに長蛇の人だかりで入場制限をしていました。 事情を説明して撮影のために中に入れてもらい写真だけはさっと済ませましたが、開店10分程度で品切れ商品も出ている模様。サイゴンの日本人主婦パワーに圧倒されました。 どの商品をとってみてもプロ級のレベルで、人気の理由が感じられました。

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ベトナムでの日常業務をオートメーション化して、ベトナム人社員に依存しないためのシステムは何が良いのか?を10日かけて実証研究した結果

ご無沙汰しております。ほぼ10日ぶりのブログ更新となります。この間、何をしていたかというと会社業務プロセスのシステム化に取り組んできました。この10日間あまり、日常業務をこなしながら空いている時間を全て業務のシステム化に投入してきましたが、システム開発はかなり脳力を要求される業務であり、こんを詰めて開発を行ってきたのでとてもブログに割く時間と余裕はありませんでした。ようやく今週はじめに暫定的ながらカットオーバーすることができましたので、その内容と結果についてご報告したいと思います。 これまでの業務システムと問題点 これまで我が社ではAsanaを標準システムとして採用してきました。Asanaは非常にフレキシブルなシステムでプロジェクト>タスクのシンプルな構造、チャット機能との統合、快適な操作感、見やすいカレンダー表示など、申し分のないシステムで、15ユーザーまでは無料です。わが社では通常60案件ほどが同時進行しているので、何らかの情報共有ツールがなければ管理しきれません。ひどい場合は当日納期といった業務も発生します。緊急業務だということを社員に周知徹底するためにもAsanaのようなツールが欠かせません。 しかしAsanaの問題点は「フレキシブル」すぎる点にあります。Asanaの上で新たなプロジェクトを作成すると空の画面が作成されます。ここにタスクを一つひとつ入力して、各タスクを各人に配分するという「新たな業務」が発生してしまいます。プロジェクト毎に業務テンプレートを作成したこともありましたが、残念ながらAsanaのテンプレート機能は既存のプロジェクトを複製するというもので、この「複製」作業が人手に頼ってしまうことになります。 またAsanaにはメールを自動配信したり、プロジェクトに関連したメールを受信してプロジェクト毎に自動的に振り分けることはできません。社員がプロジェクトに関してどのようなメールを発送したのか、どのような回答が返ってきているのか、などをマネジャーとして把握しておきたいのですがこのようなCRM機能はAsanaには実装されていません。 Pros (Asanaの良い点) 15名まで無料 フレキシブルで柔軟性のあるシステム シンプルで簡単な操作 チャット機能 素晴らしいiPhoneアプリ Cons(Asanaの良くない点) 開発案件やデザイン案件のような不定形業務には向くが、繰り返し同じタスクが発生するような定型業務には向かない ワークフローの設計や条件分岐による業務フローのプログラミングはできない CRM機能はついていない AsanaのAPIはInstantではないので、Asana上の動作が他のクラウドシステムに反映されるまでは15分ほど待たなければならない AsanaはFacebookの共同ファウンダであるDustin Moskovitzが開発したシステムで、毎月のように進化をしています。しかしこのシステムは「かなりの能力を持った個人が共同作業する」ためのツールであり、システムの稼働を高品位に保つためには、メンバーの能力とモチベーションが高くないとシステムを維持することが困難です。わが社のように少人数にも関わらず、個人の能力やモチベーションが玉石混交の会社では、朱に交われば赤くなるではないですが、一人でもシステム上にバグとなるメンバーが存在するとシステムが破綻してしまいます。これが長年のストレスでした。 どのようなシステムを採用するか改めて勉強し直した そこで業務管理システムの見直しとトライ&エラーを繰り返しました。今回、検討の対象となったのは50近いクラウドシステムですが、特に以下のシステムが比較対象となりました。 Air Table     Airtableは当ブログでも何度か取り上げている汎用クラウドデータベースです。このサービスは本当に誰でも簡単にオンラインでデータベースを作ることができます。常時稼働している60案件近いプロジェクトを一覧で表示させることはもちろん、条件で絞り込んだり、並べ替えを行ったり、自由自在です。iPhoneアプリもなかなか良い出来栄えです。 しかし各プロジェクトの下には約20から30のタスクが発生するため、タスク管理にAirtableを使用しようとすると、一気に1,200〜1,800のタスクが発生してしまいます。これを数人のスタッフでこなしていくためには、Excel上に常時1,200から1,800行のスプレッドシートが存在するようなもので、途端に管理が破綻してしまいます。 数十から数百件レベルであればAirtableが使いやすいと思いますが、わが社での本格的な業務管理には向きません。 Trello Trelloの魅力は何と言っても「カンバン」方式のUIです。業務をステップ毎に分けてカード型のプロジェクトをドラッグ&ドロップするだけです。この簡単な操作感が玉石混交のスタッフ構成でも使えるのではないかと思います。特にTOYOTAが開発したカンバン方式を業務に取り入れることができるのはメリットです。長年、Trelloを業務に活かせないかと事ある毎に試してきたのですが、Trelloは未だにサブタスクを個人にアサインすることができません。ベトナム人の習性上、特定の「個人」にタスクをアサインしなければ誰も手を出そうとはしません。将来、Trelloのサブタスクに個人と期限がアサインすることができれば乗り換えるかもしれませんが、開発のロードマップ上にはないようです。やはりTrelloもある程度意識の高い人向けです。 Pipefy 今回、ネットを探し回って見つけたのがPipefyというアプリ。Trelloと同じかんばん方式で、しかもサブタスクに担当と期限を設定することができます。各ステージ毎にタスクの条件を設定して、条件をクリアしないと次のステージに進めないなどのフェールセーフをプログラムすることもできます。1ヶ月一人当たり7ドルという低価格も魅力的です。しかもZapierとの連携がよくできていて、すべてのアクションがInstant対応、つまり、Pipefyで行なった変更が直ちにZapierに反映されます。実は今回最後までPipefyを採用するかどうか迷ったのですが、システム的に若干バグがあるようなのと、やはりメール機能との連携が取れないために不採用となりました。今後のバージョンアップに期待したいアプリです。近々リリースされるとのことですが、モバイルアプリがないのも減点対象です。 Prosperworks ProsperworksはCRM for Gmailという別名があるくらい、G Suiteを導入している会社であれば親和性の高いCRMアプリです。一人当たり月間$49と価格もお高いのですが、Google本社も採用しているシステムだけあって、非常に使いやすいシステムです。本題から外れますが、今回、いくつかのアプリに試用版で登録したところ、アメリカ本国、インド、オーストラリアなどから売り込みの電話が直接入ってきました。WEBアプリの世界も競争が激化しているのだと思います。Prosperworksもクレジット登録まで行ったのですが、ネックになったのはZapier連携がInstant対応でないこと。新たな業務を作成してから、業務用のDropboxフォルダが生成されるまで最大15分待たなければなりません。システム上、待ち時間が発生するというのはとても大きなストレスです。CRM機能は大変充実しているのですが、業務の基幹システムとして使用するには役不足です。 Hubspot Hubspotは非常に多彩なマーケティング機能を持っていることが魅力です。インバウンド・マーケティングツールとしてよくできていて、自社サイトやFacebookなどと連動して見込み客を見つけてくれます。また自動化もかなりできるので、WEBを入り口にしてリードを作成し、クロージングまでのストーリーを立てながら業務の自動化を図ることができます。しかもCRM機能は無料。試しに、Hubspotに顧客登録した相手にメールを送れば、相手がメールを開いた瞬間に通知されるのは感動的でもあります。 しかしやはり「定型業務のシステム化」には向いていません。あくまでもHubspotはCRMツールであり、主にマーケティングの場面で使用されるべきアプリです。 最終的に採用したのはPODIO 約50近いクラウドサービスに登録し、実際に業務登録をしたり、メンバー登録や社内テストを繰り返して、最終的に到達したのがPODIOです。実はPODIOには3年ほど前に仮登録したことがあり、その時はいちいち画面が遷移する古臭いシステムだと感じて採用しませんでした。はっきり言ってシステム的には古臭くなっていますし、動作速度や操作感もあまり良くはありません。 しかし、数多くのクラウドサービスがリリースされる中、今だに業務フロー管理の柔軟性という点でPODIOに勝るサービスはありませんでした。どちらかと言えば枯れたシステムなのですが、今の我が社の現状にはPODIOが最適です。 Podioに行き着く前にどのような業務のオートメーション化がしたかったのかを挙げると、 プロジェクトが作成された時にプロジェクトの種類に応じてタスクが自動生成される 各タスクには担当者と期限が自動的に割り振られる プロジェクトが作成された時に対応するDropboxフォルダがタイムラグなしに自動生成される 各タスクの消化状況に応じて、プロジェクトの進捗度合いが自動更新され、ダッシュボード上で進捗を一覧管理できる あるタスクに遅れが生じた場合は、一定時間が経過した後にマネジャーに警告がメッセージされる 各プロジェクトのステージごとに自動的に顧客にメールが送信される。例えば、入稿データをチェック完了したと同時に「お客様の入稿データに問題はありませんでした。印刷工程に進めさせていただきます」と言ったメールが自動配信できる 進捗状況はかんばん方式で管理でき、看板上でプロジェクトやタスクをドラッグ&ドロップするだけで情報が更新される プロジェクト毎にメール配信ができ、またプロジェクト毎にメールが振り分けられて受信できる しかもそのメールは送信した本人だけでなくマネジャーも確認することができる プロジェクト、バグ、取引、会社、連絡先毎にタスクを生成することができ、各タスクには期限と担当者が割り振られる タスクの条件分岐が可能。例えば受領データに問題があった場合、データに問題ありというフラグを立てれば、自動的に対応するタスクが生成される。そして「お客様のデータには問題があるようです・・・」といったメールが自動配信される 現在、各メンバーがどのようなタスクを行なっているのかが即時に把握することができる 上流のタスクが完了したら即時にメッセージが次の担当者に送られて、次のステップに進むように促す とキリがないのでやめますが、要は「業務のオートメーション化」をやりたいということです。ベトナム人いらずの会社にしたいということです。必要最低限のスタッフは採用しますが、機械に置き換えることができる業務は機械にやらせるということです。気が利かないことにイライラするよりも、多少サービスレベルは落ちても、機械は必ず確認のメールを送ってくれるということです。そして機械はようやく慣れた頃に辞めますとは言いません。 PODIOは上に書いたようなワークフローのオートメーション化を全て実現することが可能なのです!この1週間、休日も取らず、夜もあまり睡眠もとらず、PODIOで業務フローを組んできましたが、ほぼPODIOで何ができて何ができないのかを学ぶことができました。そして出来栄えにも満足しています。 どんなに小さな仕事でもシステム化できる部分があればPODIO上でプログラム化が可能です。例えば採用ステップでは 求人用の入力フォームを作成 応募者にIQテストのページを表示 ある一定以上の点数を取った候補者にはマネジャー(自分)のGoogleカレンダーを自動検索して開いている時間を複数候補として送信し面接に招待する 点数が不足していた候補者には「今回は残念ながら・・・」のメールを送信する インタビューの結果を登録する 候補者に採用通知を送信 ということまで自動化ができます。 我が社のような零細企業では採用担当担当者を常駐させることはできませんが、このシステムがあれば1週間で150名の応募があってもほぼ無人で対応が可能です。ちなみにベトナム語版のFacebookページや人材掲示板に応募情報を投稿すれば、経理やアドミンといった人気職種であれば150人近い応募があります。 このブログは日本語なのでネタバレしますが、システム内では「前職の入社と退社期間が3ヶ月以内で、退職の理由が「To find a new job opportunities」を選んだ」候補者はIQテストの点数に関わらず不採用となっています。 10日ぶりのブログですので張り切って書いてしまいましたが、PODIOを導入したことでかなりの業務が自動化されました。そしてここにきて新たな問題も発生しています。それはまた次回のブログで。  

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残念!Casey NeistatのVLOGが終了>i’m ending the vlog – YouTube

18ヶ月にわたって続き570万人以上のチャンネル登録者を獲得して来たケーシー・ネイスタットのYouTubeブログが残念ながら終了することになりました。Vlogは大きな成功をおさめたけれど、これが自分の目的地ではなく、次のキャリアステップに向けて進みたいとのことです。 才能あるクリエイターですから新しい方法でまた新しいものを見せてくれると思います。  

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ベトナム起業日記の投稿記事数が1000に到達

昨年の12月8日に始めたブログが先ほどの記事で1000記事に到達しました。 一つひとつの購読数は大したことはないのですが、トータルをするとかなりのページビューになります。 いくつかの記事はキーワード検索でGoogleのトップになっています。 たまにGoogleの検索に引っかからないという話を聞きますが、高アクセスの記事を書き続けることなんて無理。 私の感覚では一般人のブログとしては1000本書いたら10本程度が読まれる記事としてGoogleの上位に上がってくるようです。 量は質を凌駕するです。

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主婦だけじゃない居場所がコンセプト。mamara 6thが12月8日、2区のThao Dien Coffeeで開催予定!Instagramページも公開!

mamara…「主婦だけじゃない居場所」をコンセプトに2011年よりスタートしたハンドメイドイベント。 人、もの、空間、時間…それぞれの表現が居場所を感じ、「可愛い、嬉しい、楽しい」そんな素敵な笑顔があふれるようなイベントになることを願って…今年も開催します‼︎ 2016年12月8日(木) 10:30〜14:00 38 Tran Ngoc Dien Dist 2 Thao Dien Coffee 少しお手伝いしている「主婦だけじゃない居場所」をコンセプトのハンドメイドイベント、mamaraのInstagramページが公開されています。 https://www.instagram.com/mamara_2011/ イベント開催は12月8日、Thao Dien Coffeeで開催予定!ハイクォリティなハンドメイドプロダクトがたくさん出品されています。興味のある方はどうぞ。

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ホーチミン高島屋はすでにクリスマス商戦突入。

なんだか早すぎる気もするのですが、ホーチミン高島屋に行ったらすでにクリスマス商戦に突入していました。 メインフロントは可動式のメリーゴーラウンド くるみ割り人形の兵隊とレベルが高いデコレーションです。 それにしても雨期明けのサイゴンは毎日暑くて、クリスマスの雰囲気は皆無です。

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