Dropboxデスクトップが大幅に進化してクラウドワークスペースに進化している

ファイル共有システムとして進化してきたDropboxですが、現在、新機能を装備したDropboxデスクトップアプリがベータ版として公開されています。早速ダウンロードして使用してみました。

Dropbox https://www.dropbox.com/desktopapp

新しくなった通知画面

通知画面が新しくなって見やすくなりました。「最近」タブでは最近変更があったファイルの一覧が、「通知」タブではファイルに加えたコメントの一覧が表示できます。

ユニバーサル検索

メニューバーからキーワードを入力するだけでDropbox内のファイルを横断検索してくれます。使った感じではかなり高速な検索が可能で、これまでよりも目的のファイルを素早くリーチできるようになりました。

 

ファイル共有だけじゃないデスクトップ画面

一番大きな変化がDropboxデスクトップアプリの登場です。画面は従来通りのファイル一覧に加えて、フォルダに対してコメントを加える、Slackなど外部アプリと連携してコメントができる、テキストを加えたり、タスク一覧を加えたりすることができるようになっています。

いわば簡易版のファイル共有・コラボレーション機能のようなものです。

では、これを本当に業務に使うかと言われれば、少し使いどころがないかなというのが正直なところです。

テキストやタスク一覧のようにプロジェクトWikiとして使用するには画面が狭すぎます。DropboxはPaperという優れたビジネスWikiを出しているのですから、例えばPaperと統合するとか、Paperの一部を表示できる機能であっても良かったのではないかなと思います。

Dropbox上でOfficeドキュメント、G-Suiteファイルの作成と編集が可能に

少し前にDropboxのモバイル版からMicrosoft Officeドキュメントの作成や編集ができるというアナウンスがありましたが、Googleドキュメント/スプレッドシート/スライドも新規作成できるようになりました。

もちろんローカルにファイルが作成されるのではなく、クラウド上のファイルへのリンクが生成されるだけですが、散逸しがちなファイルをプロジェクトごとにまとめておくのには便利です。

まとめ

まだ全ての機能を使いこなしているわけではありませんが、しばらく業務に使って見て検証を行っていきたいと思います。

Dropboxも単なるファイル共有サービスから、オンライン・コラボレーションへの脱皮を図りつつあるようです。

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