当分海外旅行にも行けそうにないので過去の旅行を懐かしんでいる

2020年1月23日〜31日まで8泊9日でミャンマー(ヤンゴン、チャイティーヨー、マンダレー、バガン)を旅しました。当時はちょうど武漢でコロナ騒動が起こったばかりの時で、そのニュースはミャンマーを旅していた私にも届いていましたが、まさかその後、世界がこのような状況になるなど当時は全く予想だにしませんでした。ちょうど春節の頃なので、マンダレーやバガンにも中国人の団体観光客も多くいました。

この旅はトラベラーズノートとモレスキンのスケッチブックに記録していました。昨夜は久しぶりに書棚から取り出して、当時の様子を思い出していました。

トラベラーズノートの前半は、旅行前に作成した旅程表やチェックリストなどです。スマホに情報を保存しておくのも便利ですが、時間をかけて手書きの旅程表や自分のためのガイドブックを作成するのが楽しみです。旅行に行く前からすでに旅行を楽しむことができます。

ネットで取った予約はA4用紙にプリントアウトして貼り付けています。トラベラーズノートは高さがA4横幅と同じ(21cm)なので、3つ折りにしておけばきっちり収まります。

後半は日記です。移動中のバスの中やホテルで休んでいる時にさっとメモをします。また旅の途中で入手したレシートや入場券なども糊で貼り付けています。
この黄色のものは、落ちそうで落ちない奇岩チャイティーヨーパゴダに寄進して貼り付ける金箔が入っていた封です。

領収証も全て貼り付けています。後日、現地の物価はどうだったかを知るのに便利です。

こちらはスケッチブック。チャイティーヨーです。

ヤンゴンのパゴダ内部。

マンダレーのMINGALABARレストランでの食事。

同じくMINGALABARの中の様子。

この旅行を終えた後、すぐに世界的なパンデミックへと進んでしまい、世界は大きく一変してしまいました。さらにミャンマーでは軍事クーデターが起こり多くの悲劇が起こりました。クーデター当初は毎日大きく報道されていましたが、最近はミャンマーからのニュースも少なくなっている状態です。二重苦の中で旅先で会ったミャンマーの方々は今はどうされているのかと心配になります。

当時はまだスケッチを始めたばかりで今見ると稚拙だなと思いますが、現場にたたずみながら一生懸命描いたので、現場で感じた空気や周囲の雰囲気などをリアルに思い出します。

ヤンゴンは古い植民地時代のビルがまだ多く残っており、スケッチをする対象も多くあります。またいつか平和になってミャンマーにも気軽に訪れることができる日が来ることを心の底から願っています。

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