今年最大の買って失敗したもの”ASUS ZenScreen MB16AC”

購入の経緯

最近、WEB関連の仕事が急速に増えていて、多い時では週に2回もプレゼンを行なっています。社内で行うプレゼンもあれば、訪問先で行う場合もあるのですが、Macの画面を見せながらプレゼンを行うのがどうしてもやりにくいので、プロジェクターを買おうということになりました。

しかし訪問先でプロジェクターを設定するのも煩雑ですし、相手は2〜3名のことが多いので、何か他に良い方法はないかと模索していたら、ASUSがUSBケーブルだけで繋がる15inchモニターを発売しているということを知り、これは目的にかなっていると購入することにしました。

[amazonjs asin=”B071GKZTFJ” locale=”JP” title=”ASUS モバイルディスプレイ MB16AC 15.6インチモニター(1,920×1,080 / ブルーライト軽減 / USB Type-C / IPSパネル)”]

Lazadaで購入

ASUSはベトナムにも支社を出しており、街中でもASUSを扱っている店は多いのですが、残念ながらZenScreenを置いている店は見つけることができませんでした。メジャーな商品はベトナムでも簡単に入手できますが、少しマイナーな商品となると、ヨドバシがあるわけではないので途端に困ってしまいます。日本から持ってきてもらうしかないかと諦めていたところ、Lazadaで販売をしている店があることを発見し、オーダーから2日で届きました。価格は7,600,000VND、約3万6000円です。

サイズ感は小規模のプレゼンにぴったり

ZenScreenのサイズは15.6インチでMacbook Pro15 inchより若干大きいサイズですが、厚さ8ミリ、重量は780gなのでバックパックに入れて持ち歩いてもさほど苦にならないサイズ、重さです。

同梱物はUSBタイプCケーブルとUSBタイプC→タイプAの変換アダプタ、マニュアルとボールペンのみです。

ボールペンはこんな形でスクリーンに刺すとスタンドの代わりになりますが、普段カバーと一緒に持ち歩くのであれば、あまり必要ないかと思います。この商品はタッチスクリーンに対応しているわけではないので、単なるノベルティと考えた方が良いです。

もう一つこの液晶の最大の売りは、USB-CケーブルでPC本体とつなぐだけなので、別途電源ケーブルを用意する必要がありません。本体とUSB-Cケーブル1本あれば繋がるという気軽さが顧客先やカフェで使うにはとても良いのではないかと考えたのです。

画面が表示されない

期待に胸を膨らませて普段使用しているMacbook Pro 13inch(2015年モデル)とつないだところ、電源は通っているようなのですがMacの画面を表示することができません!最新版のMojaveに対応したドライバーをダウンロードしてもダメ。うんともすんとも言いません。

2時間近くネットで色々調べてみてMacのお宝鑑定団に次のような記事を発見しました。

MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)以降、MacBook Pro (13-inch, Late 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)以降、MacBook Pro (13-inch, Late 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)以降、MacBook Pro (15-inch, Late 2016)以降は、DisplayPort over USB-Cに対応しており、USB-Cケーブルで接続するだけで映像入力と電力供給が行えます。

この記事に書かれている通り、本機種はMacBook Pro Late 2016以降でないと繋がらないということが判明。私のMacBook ProはEarly 2015モデルです。社内には最新機種のPCがないため、あえなく文鎮化決定となってしまいました。

この商品が悪いわけではなく、自分の仕事の環境ではまだTypeAが主流のため、購入するのが早すぎたということです。将来、Type Cのマシンが購入できたらバリバリ使っていきたいと思いますが、それまではお蔵入りとなってしまいました。購入前にはよく調べることが大切だということが教訓になりました。

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