Osmo PocketをGoProマウントに装着するためのアタッチメントを3Dプリントデータを使って製作しました。
3Dプリントデータは下記を参照しました。
https://www.thingiverse.com/thing:3281336
目次
すごい場所で3Dプリントをやっていた
昨晩、オーダーした3Dプリントを引き取るためにホーチミン市9区にある会社を訪問してきました。ホーチミン市といっても高速に乗って1時間近くかかる場所で、もはや市内とは言えないような場所でした。タクシーを降り、民家が立ち並ぶ真っ暗な道を犬に吠えられながら進むこと数分、たどり着いたのはハイテクイメージとは程遠い民家でした。
出迎えてくれたのは若い女性(たぶん会社の奥さん)で部屋の中では数台の3Dプリンターが稼働中でした。訪問する前に営業時間を聞いたら、24時間営業しているからいつでも大丈夫と言われていたのですが、おそらく自宅兼工場なのでしょう。
想像していた場所とあまりにも違っていたので、最初は戸惑いましたが、気さくに対応してくれました。
料金は時間制で、今回のアタッチメントは成形するのに3時間かかるので1個90,000VND(約450円)と激安で作ることができましたが、タクシー代がその10倍以上かかってしまいました。
なお、色は黒を指定していたつもりなのですが、蛍光緑で上がってきました。これも外国ではよくある現象です。
アタッチメント本体
3DプリントのデータではGoProにくっつける方がカメラの前面側になっています。
湾曲した側が装着する側なので、Osmo Pocketを挿入するとカメラが自分の方を向いてしまい、撮影をするときにセルフィーモードにしなければなりません。また、ボタンとモニターはアタッチメントの反対側になってしまい、操作するときは前から覗き込むような形になってしまいます。
最初はこれじゃ使えないじゃんと思いましたが、よく考えると装着している側にボタンとモニターが来ると、ボタンを押すことができなくなります。実際、DJIのショップに掲載されている発売予定のアタッチメントも、操作する面が反対側に来るようにデザインされているので、これはこれで正解です。
GoProマウントを介して色々な装着が可能になった
GoProマウントを使うとOsmo Pocketでも色々なアタッチメントを装着することが可能になりました。
基本中の基本は3脚ですが、GoPro三脚マウントを介して接続しています。
こちらはPeakDesign風アタッチメントを介してデイパックに装着したところ。
当然ヘルメットへの装着も可能です。GoPro以上に目立つのでこれで街中を走行するのは少し勇気が必要です。
底面にUSB Type Cポート穴が空いているので、2mのケーブルを使えば、先端にOsmo Pocket、手元にiPhoneを接続しての撮影も可能です。この方法だったら充電しながらの撮影も可能です。
実際の動画は後で公開
実際にマウントした動画は後日公開したいと思います。たった450円の費用ですが、これでOsmo Pocketの活動範囲が大きく広がりました。