Sonyから新型AIBOが発表になりました。本日午後11時1分よりネットで販売予約が開始されます。
初代から全てのAIBOを所有していた自分としては気になるニュースですが、今回は見送りたいと思います。
今回のAIBOはクラウドに接続するタイプで、SIMカードを搭載し、飼い主とのインタラクションを通じて「オーナーに寄り添った生活を実現」するとのことです。
価格は本体198,000円、クラウド接続料金が一括払いで90,000円、ケアサポートが3年で54,000円、合計342,000円です。モーターで動作するAIBOは予想以上に壊れやすいのでケアサポートが必要ですが、気楽に手を出せる価格ではありません。
この20年でデジタル技術は大幅に進化しました。スマホをはじめとして、デジタルデバイスは人間の脳力の延長線上に欠かせないものになっています。私もスマホとPCがなくなってしまったら、業務は完全にストップしてしまいます。すでに初代発売から20年近くたち、AIBOも本来ならば人の生活を変える力があったはずですが、20年前の初代AIBOとなんら変わらないコンセプトに正直がっかりしました。
アクチュエータが内蔵されたデジタルデバイスは、今後、生活の中に入っていく可能性があると思いますが、それはペットではないだろうというのが個人的な感想です。今の時代、342,000円あれば他にもあなたの人生を変えてくれる使い道があるはずです。