Stationは複数のWEBアプリで切り替えて使用できるMac用アプリです。複数タブを切り替えるだけだったらChromeやSafariでも良いではないかという考え方もありますがStationならではのメリットがあります。
目次
スマートドック
各アプリ毎によく使用する機能をスマートドックとしてまとめることができます。DropboxやAsanaでよく使用する機能やファイルをタブ化することが可能です。
ユニファイド・サーチ
複数のWEBアプリを横断的に検索することができます。DropboxやGoogle Driveにバラバラにファイルをアップロードしている時でも一発で検索ができるのは便利です。(が、私の環境ではきちんと検索が動作していません)
通知センター
複数のWEBアプリの通知を共通で管理することができます。集中したいときに30分間通知センターを全てオフにしておくなどの使い方が可能です。
完成度はもう一つだが・・・
すでに300近いWEBアプリが登録されていてログインさえすればすぐに使用することができますが、アプリとしての完成度はもう一つであるように感じました。
明らかにChromeに比べて動作速度は遅いですし、使用時間が長くなれば(おそらくキャッシュが問題で)画面の動作速度が極端に遅くなります。またいくつかのWEBアプリはChromeエクステンションがインストールされていることが前提であるため、Stationでの使用が制限されるのも残念です。
このようなWEBアプリをローカルアプリ化するシステムとしてはFluidが有名ですが、タブを切り替えて複数アプリを同時使用できるStationは良い代替えになるかと思います。
個人的には将来のアップデートを期待したいと思います。