iOS11とWatchOS4のバージョンアップでiPhone、Airpods、Apple Watchの連携がさらに進化しています。
目次
ダブルタップで左右のAirpodsに操作が割り当てられるようになった
これでAirPodsのコントロールは片方だけでしたが、iOS11では両方のAirPodsにコントロールを割り振ることができるようになりました。設定はiPhoneにAirPodsを接続した状態で
設定>Bluetooth>iマーク
で設定できます。
音楽の再生中は自動的に再生アプリが起動
これまでもiPhoneで音楽を再生している時、Apple Watchの「再生」アプリから再生をコントロールすることができたのですが、バージョンアップでiPhoneで音楽やPodcastを再生中はApple Watchの「再生」アプリが自動的に起動するようになりました。音楽再生中は「再生」アプリは使用頻度が高いアプリなので自動起動してくれるのは便利。
パスワード入力がやりやすくなった
パスワード入力画面の文字サイズとフォントが大きくなっています。小さな変更ですが大きな進化です。
Siriウォッチフェースはまるで人工知能のようにサジェストしてくれる
Watch OS 4で追加になった新しいウォッチフェースSiriが未来的です。ウォーキングや深呼吸など、今日の進捗状況をチェックして今やるべきことをサジェストしてくれます。モジュラーに比べてコンプリケーションに設定できるアプリの数は2つだけになってしまいましたが、まるでSiriが人工知能になったような気分が味わえます。
Apple Watchからの音声入力は日本語オンリーに設定できるようになった
これまでApple Watchから音声で文字入力をする時、日英の入力モードはiPhone側の設定に従っていました。iPhone側の設定が英語になっていると、Apple Watch側で日本語を話しても意味不明な英語になってしまい、イライラさせられました。
これを回避するには音声入力の画面で画面を長押しすると言語を選ぶことができたのですが、今回、iOS 11になって日本語オンリーに設定することができるようになりました。
設定方法はiPhone側で
設定>一般>キーボード>音声入力言語
です。これでApple Watchからの音声入力でイライラさせられることが減ります。
複数のプレイリストを同期
Apple watchに転送できる音楽はこれまでは1つのプレイリスト限定でしたが、複数のプレイリストを転送することができるようになりました。
呼吸アプリとLife Cycleが連動
iOS11とは関係ありませんが、Apple Watchの呼吸アプリを使った時間がLife Cycleに登録することができます。これで呼吸アプリを使う機会がまた増えました。
まとめ
Appleエコシステムの良い点はOSのアップデートで新たな機能や使い方が追加されていくことです。iPhoneの買い替えだけではなく、Apple WatchやAirPodsのような周辺デバイスを追加・更新していくことで、常に新しい使い方が経験できるということ。今回もOSアップデートで連携と統合がさらに進みました。