今朝は早起きしてショパンコンペティションファイナルの最終日演奏をアーカイブで聴き、ライブで結果発表を見ました。
結果は以下の通りで優勝はカナダのBruce Liu、反田恭平は2位タイ、小林愛実は4位という結果で終わりました。
1位 Bruce(Xiaoyu) Liu
2位 Alexander Gadjiev 反田恭平
3位 Martin Garcia Garcia
4位 小林愛実 Jakub Kuszlik
5位 Leonora Armellini
6位 J J Jun Li Bui
今回、3日間通しでライブ映像を見ましたが、リアルタイムにYouTubeでストリーミングされていたので本当に濃密な3日間を過ごすことができました。おそらく現地で見るのと変わらないほどリアルに状況を把握することができたのだと思います。
以前は翌日に新聞の片隅に載った記事を見るか、テレビでニュースを見ることくらいしかできませんでしたが、YouTubeによりコンペティションも世界的なコンテンツになりました。画質・音質ともに素晴らしく、リビングの大画面とオーディオで楽しめました。この時代と時間を共有できたことを嬉しく思います。
反田さんは本当に惜しいと思いますが、日本人が第2位になるのは1970年の内田光子以来です。おそらく彼はこれから世界的なピアニストとして活躍していくのでしょう。
審判団の右端にいたのはベトナム人のダンタイソンさんでした。ベトナム人はこの国民的な英雄をどれほど知っているのでしょうか?まだまだクラシック音楽市場が成熟していないベトナムなのであまり評価されていないのではないかと思います。
5年に1回しか行われないコンペティションなのでここで入賞することがどれほど大変なことなのかが察せられますが(16歳以上30歳以下の年齢制限もあり)、若いアーティストたちがこれからも研鑽して成長していくことを見守っていきたいと思います。
心が洗われるような3日間でした。