【スケッチ】クリスマスのホーチミン市内教会のライブスケッチ

土曜日は終日ホーチミン市内にある教会を訪ねてスケッチを行ってきました。前日に自作したスケッチセットを使って、屋外で立ったまま下絵を描き彩色をしてみました。

Church of St. Joan of Arc

5区のアンドン市場から西に300メートル、Hung Vuong通りとNgo Gia Tu通りに挟まれた三角地帯に建つ古い教会です。
St. Joan of Arc、つまりジャンヌダルクが祀られていて、正面にもジャンヌダルクの像が立っています。
前回訪れたのは昨年で、その時は今にも崩れ落ちそうな古ぼけた教会でしたが、今回改めて訪ねてみると各所の補修が施され、ペイントも新たに塗られて美しく蘇っていました。

チャータム教会

5区チョロンのほぼ中心、チョロンバスターミナルの側に立つ教会です。かつての中華街だけあって中華風の内外装が特徴的な教会です。
ここで祀られているのはフランシスコザビエルです。
規模はさほど大きくはありませんが、毎日忙しいチョロンの街中にあって、ここだけ静かで平和的な場所です。

Huyen Si教会

1区に戻ってきてサイゴンバスターミナルのすぐ側にあるHuyen Si教会を描きました。だんだん陽がかげってくる時間帯でしたが、教会はこれから訪れる信者達を迎える準備中でした。
夕方の空を描こうと思って少し紫を加えようとしたところ、ドボっと塗ってしまい失敗したなと思いましたが、乾いた後でみてみると良いアクセントになって結果オーライでした。

Tao Dinh教会

いったん自宅に戻って30分ほどトイレ休憩をし、陽が暮れた頃にタオダン教会にむかいました。ライトアップは午後6時からでしたが、さすがにピンクの教会として人気があり、多くの若者達が写真を撮りにやってきていました。

まとめ

乾季のホーチミン市はカラッとしているものの日中の気温は高く、1日で約15kmも歩き回ったので疲れましたが満足のいく1日でした。
同じ日に描いた同じようなアングルの絵を描きましたが、だんだん時間が経つと疲れのために下絵が乱れてきているのがわかると思います。しかし絵としては乱れた線で描いたものの方が雰囲気が出ているように思います。
いずれの絵も立ったまま描いたので線は乱れ、着色もいい加減ですが、その現場でしか感じられない空気感や気持ちがそのまま絵に込められています。やはり屋外でのスケッチは満足感が高く、これからもっとライブでのスケッチを増やしていきたいと思います。

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