もう最初から変な人です。
ベートーベンの第5交響曲といえば最初のダダダダーンが一番の聴かせ場なのに、ピョンピョンと跳ねるように舞台に上がったかと思うと、観客の拍手が終わらないうちに曲が始まってしまいます。
明らかに観客の期待するベートーベンではなくて、聴者の期待とずれたまま、どんどん曲が進んでいってしまいます。
第4楽章などはもうオケがついてくるのがやっとの早弾きで、大丈夫かと観ている方がハラハラしますが、最後には大感動。
Wikiで調べたらカルロス・クライバーの代役もやった人なんですね。ドイツ正統派指揮者のアブノーマルなパフォーマンスでした。
https://www.youtube.com/watch?v=7jh-E5m01wY